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真珠の小箱(190) 「安野光雅/【文化功労者】受賞」

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【文化功労者】画家・絵本作家、安野光雅さん「感無量…まだまだだましてやろうと思っています」 - MSN産経ニュース

【文化功労者】画家・絵本作家、安野光雅さん「感無量…まだまだだましてやろうと思っています」

 「おもしろいと思うことをやってきただけなんです。知らせを受けて最初に思ったのは『あ、年をとったんだな』と。もちろん感無量ですけれど」

 京都や奈良を描いた数々の作品で知られる画家・絵本作家の安野光雅さん(86)。文化功労者に選ばれて照れたような笑顔を浮かべたが、気負いはない。水彩画に絵本に装丁にと、86歳を過ぎてなお積極的な創作活動にも「一難去ってまた一難というか。やろうと思うことが次々と出てくるから自分でも不思議」と意気軒高だ。

 大正15年、島根県津和野町生まれ。小学校教員などを経て画家になり、視覚のトリックを駆使した「ふしぎなえ」や遊び心あふれる「ABCの本」など、従来の絵本の範疇(はんちゅう)に収まらない画期的な作品を次々と発表。独自のアイデアで絵本の世界に新風を吹き込み、やさしいタッチの水彩画は多くのファンを魅了してきた。

 科学や数学にも造詣が深く、三国志や平家物語など古典をテーマにした作品も。生来の好奇心と幅広い教養に裏打ちされた膨大な著作の根底には、「自分が楽しいことをする」「クリエーティブとは自身の中から生まれるもの」という信念がある。

 平成17年にはがんが見つかったが、克服して画業に復帰。その後の創作は以前にも増して精力的で、奈良・京都をテーマにした古都シリーズや、ライフワークともいえる「旅の絵本」では故郷・津和野を舞台にした作品を製作中だ。

 「子供時代に絵を描いて暮らせればうれしい、と思った気持ちは今も変わりません。まだまだ人をだましてやろうと思っていますよ」

安野光雅が描く『日本のふるさと情景』展

 さんが 2011/04/08 にアップロード

画家・絵本作家として幅広く活躍する安野光雅氏の作品を集めた「安野光雅が描く『日本のふるさと情景』展」が、東京・新宿の伊勢丹新宿店で4月11日(月)まで開催。なつ­かし唱歌や童謡をテーマにした約80作品を展示。作品一つ一つに歌詞や安野氏らの短い文章が添えられている。入場料の500円(中学生以下無料)は、全額が東日本大震災の­被災地に寄付される。

絵本「壷の中」の壷

 さんが 2010/08/20 にアップロード

銀座教文館ナルニア国で開催されている安野光雅さんのフェアのために作成した
壷のPR動画です。

 


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