先ほどのIHI発電でも、低品位石炭使用発電だけでなく、バイオ関連発電も可能です。天然ガスの発電も効率60%近く出るものが出来ており、石炭でも何重にも”熱”を活用出来るものです。基本的なものはしっかり出来ているので、後はシステムつくりでしょう。岡山のある町では完全な地産地消をバイオでも成し遂げています。やれば出来ることをやらなかっただけです。やはり「汗を流して」作業をすれば、結果はついてくるのです。脱原発が様々な産業を活性化へと導き出しています…!
バイオマス発電促す 政府、設備導入に補助 全国20カ所選定、販売規制も緩和 :日本経済新聞 ☜全文はこちら
政府は生ごみや間伐材を燃料に転用する「バイオマス発電」の拡大を後押しする。来年度から発電設備の導入を補助する制度を創設。発電した電気を有利な価格で売って量を増やせるように、販売先を限定している規制も緩める。ほとんど手つかずだった資源の活用を促し、2020年度までに280万世帯分をまかなう電源に育てる考えだ。…
…環境省と農林水産省は発電施設の建設費用の半分を補助する制度を13年度から新設。市町村が建てた廃棄物の焼却施設に発電機を併設できるようにする。家庭や食品メーカー工場などから集めた食品廃棄物などを発酵させ、燃料となるメタンガスを取り出す設備や、間伐木材を刻み「木質チップ」と呼ぶ固形燃料をつくる設備も対象にする。
あわせて全国20カ所をモデル地域として募り、燃料となる廃棄物の収集から発電、電気の供給まで地域内で完結するエネルギーの「地産地消」も進める。家畜のふん尿などバイオマス発電の燃料が豊富な農村地区を中心に候補地を選ぶ方針だ。30年にバイオマスの供給力を600万キロワットまで増やすことを目指す。…