映画『黄金を抱いて翔べ』公式サイト http://www.ougon-movie.jp/ あさイチ:助演の桐谷健太が出演、妻夫木聡主演/井筒和幸監督…先週もう公開している映画ですが、何か設定がハリウッドの様ですね!
「黄金を抱いて翔べ」井筒和幸監督…「魔都」大阪に挑んだサスペンス : 映画ニュース : 映画 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
高村薫のハードボイルド小説を井筒和幸監督=写真=が映画化した「黄金を抱いて翔とべ」が公開中だ。
舞台は大阪。6人の男たちが、銀行の地下にある240億円の金塊を強奪しようとする。だが、男たちの過去が絡み合い、様々な事件が起きる。
1990年、「小説新潮」に掲載された原作を読んで、井筒監督はすぐに「映画化したい」と思ったという。「カッコいい話やから。どんな人が書いているのかと思ったら、女性で、僕と同い年だった」。だが、直ちには動かなかった。「そのころは、大阪の街に寄り添って映画を撮っていたところがある。原作は大阪を『魔都』として描いている。そういう気分になれたときにやろうと思った」
それから約20年。資本主義の権化としての魔都・大阪に、「挑戦する」気になった。「僕は大阪を単に好きじゃなくて、いつも斜めから見てきましたからね。青春の日々も、孤独を感じていた。そんな思いが、今回の映画には出ているかも知れない」
20年の時代の変化は全く感じなかった。「格差社会は変わらない。むしろ、貧困と富がはっきりと分かれてしまった非情な時代には、ピッタリのアクション小説じゃないか」
6人の男たちを演じるのは、妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、西田敏行、そして東方神起のチャンミン。「浅野君と西田さんを先にイメージした。妻夫木君はニヒリズムをかわいらしく出せる人。決めてから、会いに行って、ひげ面を見たら、ああ、やっぱり彼だよなと思った」
リアリズムにこだわった。銃撃戦を描くため、拳銃の入手ルートから、どんな人物がどういう拳銃を使うかまで、徹底的に調べた。「映画の中の6人がコツコツとミッションを遂行していくのとほぼ同じに、撮影もしていった。全編にわたって、しんどい場面ばっかりだった」
今回はサスペンスだが、暴力と性も描かれる。「暴力とエロは僕の定番。それがないと映画は面白くない。王道を、ちゃんとやろうということです」
(2012年11月16日 読売新聞)映画『黄金を抱いて翔べ』予告編
cinematoday さんが 2012/07/26 に公開
日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービー。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。『悪人』の妻夫木聡、『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の浅野忠信、『BECK』の桐谷健太、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行、東方神起のチャンミンなど、豪華な顔ぶれが結集。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写も必見。
(C) 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
配給: 松竹
オフィシャルサイト:http://www.ougon-movie.jp/
作品情報:http://www.cinematoday.jp/movie/T0012683