リハビリ革命!麻痺した足が動き出す!? “奇跡”の「足こぎ車椅子」
〜寝たきり生活が一変!足でペダルを“こぐ”動きで身体機能回復へ〜
TBS「夢の扉+」11月18日 #80「奇跡の車イスで足よ 動け!」
ドリームメーカー/宮城県仙台市 株式会社TESS社長 鈴木堅之 さん
『もう一度、自分の足で風を切って歩く喜びを届けたい―』
「寝たきりだった女性が、1人で外出できるようになった」「左半身が全く動かない人が、両足でペダルをこぎ出した」― 麻痺した足が動き出すという、身体機能の驚異的な回復事例が出ているリハビリ用車椅子「プロファンド」。この画期的な車椅子を生み出したのが、医療器具の開発・製造を手がけるTESSの社長、鈴木堅之(kenji)、38歳。
車椅子は通常、手で動かすか電動だが、鈴木の「プロファンド」は、椅子の前部に付いたペダルを自転車のようにこぐ自走式。この“足でこぐ”動きが、脊髄の歩行中枢を活性化させ機能が回復するとみられている。もともと東北大学の半田康延教授らの研究で15年ほど前に開発されたが、製品化は断念、そのまま研究室に埋もれようとしていた・・・。
『これは、歩けない人の生活を劇的に変えることになる!』 福祉関係の仕事を経て、医療機器メーカーに就職していた鈴木は、「足こぎ車椅子」のリハビリ効果に注目し、“多くの人たちの役に立ちたい”との想いで、ベンチャー企業を設立。しかし、車椅子を作る技術もなければ、医師でもない。そのうえ金も人脈もなかった・・・。
『この仕事には人生を懸ける価値がある』 50社以上に製造を断られてもあきらめない鈴木。そこに千葉県のスポーツ用車椅子メーカーが協力の手を差し伸べた。重さ80キロを超える車体重量の軽量化を実現。そして、コストダウンしての量産化には、台湾の企業が名乗りを上げた。「不思議なんです。もうダメだと思っても、それでも頑張っていると、必ず助けてくれる方がいる―」。
もう足が動くことはない、とリハビリを諦めていた人たちに希望の光を届ける鈴木の情熱と、リハビリ革命の最前線を追う。
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足こぎ車椅子のもたらしたもの…「希望を生む」奇跡!
理論上のバックアップは、東北大 半田康延 客員教授から得て開発を始め、反射的刺激で麻痺した足を動かせる原理を使う。それをテコに神経系を再構築させて回復へのきっかけとして行く。リハビリ施設で働く内に、足こぎ車椅子に出会う。…これを完成させて実用的に改良した。会社設立して頑張った。50社以上協力依頼も実らない。最終的に、パラリンピック協力企業に依頼、オーエックスエンジニアリング…車いす職人 飯星龍一さんが協力…なんと零戦のシステムから学んだものを採用、作り込みは海外から協力/台湾 HHJ社長 陳子堅さんが受けてくれた、金額大したことは無いも社会貢献が高い商品との解釈。家族の支えも得て仕事を進める…車椅子を待っている人が居る。
リハビリでの回復を諦めていない人が居る! 略寝たきりだった人が動き回る。楽しくリハビリ、地域ぐるみで楽しみを分かち合う。リハビリ効果は出て来ている! 足は第2の心臓でもあり、神経系の復活への刺激となっているはず…保険の対象ともなっているので、今後更に利用が広がることでしょう。 頑張って下さい。
(下記は、会社公式サイトからの記事の一部です)
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株式会社 TESS チェアサイクル 足漕ぎ車椅子 ニューロモジュレーション - ご案内
※東北大学大学院医学系研究科客員教授・半田康延博士グループが研究開発した世界初の介護福祉機器です。
どちらかの足が、少しでも動かせれば、チェアサイクルをこげる可能性があります。
早足程度のスピードで、心地よい長距離サイクリングが可能な為、知らず知らずのうちに楽しく無理のない筋肉トレーニング効果を得ることができます。
跳ね上げ式肘掛(アームレスト)の採用で、ベッド、チェアサイクル双方への乗降がスムーズにできます。
前輪駆動、後輪ステアリング機構の採用で、その場でぐるっと旋回でき、自宅内でもエレベータの中でも自由に向きを変えることができます。
跳ね上げ方式の補助輪の採用で、乗降時や走行時の転倒を防げる安全機構設計。またディスクブレーキによる制御方式採用で、安全確実なブレーキがかけられます。