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memo ∞ 「セブン&アイ、PB売上高1兆円に 15年度に倍増、高価格帯を拡充」 

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 コンビニが、名はそのままですが、革新中! 完全なる次の高齢化社会のライフラインに脱皮中です…

セブン&アイ、PB売上高1兆円に 15年度に倍増、高価格帯を拡充 :日本経済新聞

 セブン&アイ・ホールディングスは2015年度にもプライベートブランド(PB=自主企画)商品の売上高を2倍の1兆円に引き上げる。手薄だった単身世帯向けの高価格帯の総菜や野菜を増やす。食品の売上高で3兆円を超え、国内最大手の同社が独自商品を増やすことで食品メーカーの生き残り競争に拍車をかけそうだ。

 傘下のセブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂で販売するセブン&アイの12年度のPB売上高は前年度比17%増の4900億円の見込み。今回の拡大策で約8%のPB比率は15年度には14〜15%まで高まる。単身者やシニア客の開拓に重点を置き、温めるだけで食べられるチルド(冷蔵)総菜やあらかじめ加工されたカット野菜など利便性の高い商品を増やす。

 既存商品より価格帯の高い商品も増やす。これまでPBはメーカー品より2〜3割安くするケースが多いが、1人当たりの購入金額も上昇していることから品ぞろえの幅を広げる。大手食品メーカーや有名な外食店と組み、高品質の原料にこだわったPBの品目数を現在の10品程度から3年で300品に拡充する。

 セブンイレブンでは、独自で企画した弁当やパンなどを含むと同社限定商品の売上高が全体(たばこ・雑誌など除く)の約6割で、PB強化で7割程度に増える見込み。メーカーにとって売り場の棚に自社商品を置いてもらう条件がさらに難しくなる格好だ。

 他の大手チェーンもPB拡大を加速させている。少子高齢化で食品市場が縮む中、上位メーカーの寡占度は上昇する傾向にあり、食品産業の再編も活発になりそうだ。


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