2012年12月11日 16:00 | プレスリリース
【制振技術】と【エネルギーハーベステイング】を同時... | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
【制振技術】と【エネルギーハーベステイング】を同時実現する完全セルフパワード制振技術の実証に成功(独創的な自給自足型の無電源制振技術による「振動制御装置」の開発)東北大学の槙原幹十朗准教授は(航空宇宙工学)、高度な振動制御演算を行う独創的なデジタルマイクロプロセッサーシステムを設計し、これを用いて振動制御に外部電源供給が不要な、セルフパワード制振の「振動制御装置」を開発しました。圧電素子を装置に組込み、変形させると電圧を発生する圧電効果と、電圧がかかると変形する逆圧電効果の、両方を効果的に作動させることで実現しました。従来の外部電源が不要な振動制御は、単純波形の単調な振動しか抑制できず、複雑波形の振動を抑制するには、外部電力が必要でした。本開発は、複雑波形の振動抑制においても外部電源を不要とし、振動抑制に成功しました。