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memo ∞ 「南鳥島付近の海底レアアース調査へ/調査船「かいれい」」

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南鳥島付近の海底レアアース調査へ NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130102/k10014552131000.html … この海域…の総量は国内消費量230年分ほどと推計…海洋研究開発機構は、今月下旬、南鳥島近くの海域に調査船「かいれい」を出して現地調査を行う/http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/kairei.html …



南鳥島付近の海底レアアース調査へ NHKニュース

南鳥島付近の海底レアアース調査へ  ←【動画】

日本の排他的経済水域である南鳥島近くの海底に、去年、大量のレアアースが存在することが明らかになったことを受け、今月、海底の泥を採取して分析する現地調査が行われることになりました。

東京大学の加藤泰浩教授の研究グループは、去年6月、日本の排他的経済水域にある南鳥島近くの海底の泥にレアアースが高い濃度で含まれていることを突き止め、この海域のレアアースの総量は国内の消費量の230年分ほどに当たると推計されています。
この研究結果を受けて、海底資源の調査・研究を進めるJAMSTEC=海洋研究開発機構は、今月下旬、南鳥島近くの海域に調査船「かいれい」を出して現地調査を行うことになりました。

調査では、水深5600メートルの海底に長さ20メートルのパイプを突き刺し、中に入った泥を船の上に引き上げて持ち帰る計画です。
持ち帰った泥は分析用の機械にかけられ、レアアースの種類や濃度のほか、深さによる分布状況などが詳しく分析されることになっています。
レアアースは、ハイテク産業に欠かせない重要な資源ですが、アメリカ地質調査所によりますと、世界の生産量の97%を中国が占めているため、独自の調達ルートが確保できるのか、今回の調査結果に注目が集まっています。

「かいれい」<研究船・探査機<研究船・施設・設備<JAMSTECについて<独立行政法人海洋研究開発機構

深海調査研究船「かいれい」は、最大潜航深度7000mまで潜航調査することができる無人探査機「かいこう7000II」の支援母船として、海溝域の海底調査を行います。 また、マルチチャンネル反射法探査システムを搭載し、形状が複雑な沈み込み帯の海底下深部の構造調査を行います。他にも深海底表層、断層地形や地質構造を解明するための様々な機能を持ち、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。


ミッション 7000m級無人探査機「かいこう7000II」の運用 4000m級深海調査曳航システム「ディープ・トウ」の潜航支援 海底地形調査 地層探査 地球物理探査 海底堆積物の採取 海底下深部の構造探査 海底地震計、係留系等の設置・回収作業



特徴 「マルチチャンネル反射法探査システム」を搭載エアガンと呼ばれる音源から弾性波を発し、海底下の地層からの反射波をストリーマケーブルで受波します。得られたデータを解析することで、海底下十数kmまでの地殻構造を詳細に把握することが可能です。

エアガン
エアガン

ストリーマケーブル
ストリーマケーブル

主要目 全長 106.0m 幅 16.0m 深さ 7.3m 喫水 4.7m 国際総トン数 4,517トン 航海速力 約16ノット 航続距離 約9,600マイル 定員 60名(乗組員38名/研究者等22名) 主推進機関 ディーゼル機関 2,206kW×2基 主推進方式 可変ピッチプロペラ×2軸 特徴 「かいれい」には、調査指揮・計算機室、ドライラボラトリー、ウェットラボラトリー、リサーチルーム、岩石・堆積物処理室・重力計室、ビデオラボラトリー、パソコンルーム、図書室があり、「かいこう7000」及び母船の観測装置で計測したデータの解析、ならびに採取したサンプルの分析、保管のために使用することができます。
また、これら常設の設備のほか、研究者が必要な機器を持ち込み、設置することができます。


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