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Channel: 鶴は千年、亀は萬年。
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必見!智慧得(408)「朝倉奉文/北海道に新名物を!鰹節ならぬ“鮭節”」

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 産卵終った鮭、 廃棄していたとは知りませんでした。 ”もったいないもの”を 素晴らしき食品へ加工、いいですね! …日本らしき“農漁業の神髄”です!

TBS「夢の扉+」3月4日(日)#44「"鮭節"で羅臼から食に新風を!」

ドリームメーカー/漁師 朝倉奉文 さん

食の王国北海道に新名物を!かつお節ならぬ“鮭節”
〜捨てられていた鮭を商品化、地元羅臼への思い〜

『北海の恵みを無駄にしない!“ホッチャレ”で北海道の羅臼(らうす)を元気にしたい』
今、札幌でブレーク寸前なのが、かつお節ならぬ“鮭節(さけぶし)”。ラーメンやスープカレーの調味料などにも使われ、商品が続々と登場している。この鮭節を開発したのが、北海道羅臼の漁師、朝倉奉文さん57歳。
「秋鮭」が有名な羅臼地方には、産卵のためたくさんの鮭が川を上る。しかし、採卵用に捕獲された鮭は脂が抜け落ち、「クマも食べない」と言われるほど・・。誰も見向きもせず、産業廃棄物として捨てられることもある鮭=『ホッチャレ』だ。その数は毎年十数万匹にのぼる。 『ホッチャレを何とか捨てずに済む方法はないか?』 朝倉は、“脂がない方が良い商品”は何かと考えた末、かつお節ならぬ鮭節の開発に取り組んだ。  鮭漁師としては一流の朝倉だが、食材開発はまったくの素人。当初はベニヤ板で作った乾燥室で鮭の切り身を燻しては、試行錯誤を繰り返した。かつお節の製造法は参考にならない。煮る、蒸す、燻す・・。出来上がった鮭節は生臭い。「誰に売るのか?」と相手にされない・・・。同じ夢を追う仲間と試作を続け、開発開始から4年、ようやく“鮭節の花”が咲いた。

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半年は鮭漁、後が仕事が無い状況を打破するため、何かをと考えた。そのあげくが、『ホッチャレ』…食べられないものとされていた。サケを鰹節のような「鮭節」へ…鰹節より鮭節の方が、”甘み”も”旨味”も上回っていた!お願いして、出会った鰹節メーカー「にんべん」研究開発部の伊藤常男さん、始めは無理と思ったが、偶然手にした1本で出来るかもしれないと判定。しかし、資金限度に来ており、止めるか進むか、反問、、、窮地を救ったのが、研究開発者で共同開発者の阿部茂さん、行政の応援引き出す等活躍。そして、料理で協力した藤井彰一シェフ、、、徐々に軌道に乗り出し漁師も加わってくる。

朝倉さんは勝負に出た! 京都「木乃婦」3代目高橋拓児(ソムリエでもある)が試作引き受け、”濁りが出ないか?おいしさは?”…美味しい!使える!独特の特徴あり、その特徴を長所として行かせばいい料理が出来る。

「鱒と筍の鍋」料理により、より効果が出るものもあり!

全国的に普及すれば、思いがけず資源開発となる…農漁業の神髄!

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 (株)のりとも朝倉商店 代表取締役 朝倉 奉文 氏.

北海道立総合研究機構 食品加工研究センター主査 阿部 茂 氏.

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   サケ節 ◆羅臼町・のりとも朝倉商店の鮭節 07鮭節.JPG 07鮭節B.JPG鮭節は、わりと新しい商品で、羅臼や標津で製造されています。 カツオ節のような製法でサケの身を加工しますが、 カツオと違って、魚料理に使ってもうまみのケンカしないのが特長です。
2012年1月27日鮭節フォーラムを終えて: 知床羅臼町観光協会ブログ とことこ知床羅臼
 

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