ドイツ、フルト・イム・ヴァルト、500年の伝統を誇る『竜退治祭り』
Der Drachenstich - Deutschlands �ltestes Volksschauspiel
= 2012年8月9日〜20日 =
今年は辰年、竜の年ですが、ドイツでは十二支の習慣はありません。でもドイツでさまざまな名所で竜に出会います。ペルガモン博物館の祭壇と並ぶ重要なイシュタル門をよく見ると、バビロンの竜が認められます。ニーベルンゲン伝説で竜の血を浴びて不死身になったジークフリートゆかりの地ドラッヘンフェルス(竜の岩)が、ライン観光のハイライトのひとつになっています。多くの人が訪れるノイシュヴァンシュタイン城の城門の外壁には竜を退治する騎士ゲオルクが大きく描かれています。ほとんどは守護聖人ゲオルクの竜退治の話に由来します。西洋のドラゴンは人と神に敵対する怪獣であるところが、東洋の竜とは大きく違っています。
南独はバイエルンの森地方の町フルト・イム・ヴァルトで行われる「竜退治」の野外劇は、すばらしいスペクタクル民俗芸能です。竜退治の話と中世15世紀の時代を劇にして、500年にわたり演じられてきました。2012年8月の10日間、ほぼ毎日この野外劇が演じられます。ビールテントが立ち、町中お祭り騒ぎです。8月12日の日曜にはオリジナル衣装を付けた市民1500人と250頭の馬が、歴史的な大行列を繰り広げます。今年の竜はかなりハイテクドラゴンに進化しているそうです。
情報提供:ドイツ観光局
ミュンヘン、春・夏・秋に開催される『アウアードゥルト蚤の市』
Auer Dult, die Jahrmarkt Veranstaltung in Mu"nchen am Mariahilfplatz (Dreimal im Jahr !)
(春)マイドゥルト:2012年4月28日〜5月6日開催。
(夏)ヤコビドゥルト:2012年7月28日〜8月5日開催。
(秋)キルヒヴァイドゥルト:2012年10月20日〜28日開催。
ミュンヘンのアウ地区のマリアヒルフ広場で年3回開かれる蚤の市。蚤の市は数多くありますが、ここの市は骨董品が多いことで有名。観覧車などの移動遊園地もやってくる。
情報提供:ドイツ観光局
Photo: (c)auerdult.due