シャープ ガンバレ!
シャープ、有機ELパネル鮮明に 解像度が液晶比2倍の新技術 :日本経済新聞
シャープが有機ELパネルを鮮明に見せる独自技術の実用化にめどを付けた。液晶画面向けに開発した半導体技術を応用する。応答速度が速い有機ELは、液晶に続く次世代パネルの新技術として注目される。液晶で培った技術を有機ELに活用し、次世代パネルで技術優位の確立を目指す。
独自の半導体技術は、酸化物半導体「IGZO(イグゾー)」を活用した高精細化技術。従来の液晶に比べ2倍の解像度が可能とされる。同技術を初めて使った液晶パネルを今春から量産化し、タブレット端末向けに供給を始めた。米アップルが発売した新型「iPad」向けとみられる。このほどスマートフォン向け液晶パネルの量産化にもめどを付けた。
シャープではIGZO技術が液晶パネルだけでなく、有機ELパネルにも応用できると判断。これまで技術研究を続けてきた。今後は有機ELパネルの量産化技術の開発を進め、将来の事業化の可能性を探る。
朝日新聞デジタル:スマホ画面、美しさ2倍 シャープ新技術、省エネ効果も - 経済
(左)新しい「IGZO」技術を応用したシャープの有機ELディスプレーの試作品=東京都
(右)「IGZO」の新技術を使った液晶画面。6インチ以下でも画素数が飛躍的に増えた=東京都
シャープは1日、スマートフォンなどモバイル端末の液晶画面を飛躍的に美しくする技術を開発したと発表した。シリコンの代わりに酸化物半導体「IGZO」を使う技術で、同じ画面サイズでも現行のスマホに比べて画素数を2倍超にできる。自社製品への搭載や他社への販売に向け、今年度中の量産化を目指す。
IGZO技術は消費電力を従来の5分の1以下に減らせる点も優れている。シャープは今春、世界で初めて、テレビやタブレット端末向けに7〜32インチパネルの量産を亀山第2工場(三重県)で始めた。
今回はIGZOを結晶化する技術を加えて画素の小型化を進め、4インチ程度のより小さいパネルでもつくれるようにした。
6.1型で2560×1600、13.5型で4K2Kの凄ディスプレイがシャープから : ギズモード・ジャパン
革新的、とはこういうモノを指すんですね!
シャープと半導体エネルギー研究所が新しいディスプレイパネル技術の発表を行ないました。酸化物半導体(IGZO)の新技術CAAC(C-Axis Aligned Crystal)を用いたもので、小型中型の液晶パネルまたは有機ELパネルの解像度を大幅に引き上げることが可能になるんですって。
今回発表されたのは、540×960ドットの解像度を持つ3.4インチ有機ELパネル(326ppiでフレキシブルタイプ)、720×1280ドットの4.9インチ液晶パネル(302ppi)、2560×1600ドットの6.1インチ液晶パネル(498ppi!)、3840×2160ドットの13.5インチ有機ELパネル(326ppi)の4台。スマートフォン、タブレット、ノートPCのディスプレイをカバーするラインナップですね。
特徴は高精細化だけではありません。1/5〜1/10も低消費電力なエコ仕様ですし、ノイズを押さえてタッチパネルの精度アップにも期待できるそうです。
2012年度中には「液晶のシャープ」のイメージを作り上げた亀山第2工場で生産されるそうですよ!
シャープと半導体エネルギー研究所がディスプレイを革新する酸化物半導体の新技術を共同開発[シャープ]
(武者良太)
その美しさは絶句もの。世界で初めて一般販売される4K画質ムービーの容量は140GB : ギズモード・ジャパン
First 4K Video - TimeScapes Rapture
これはぜひ4Kで観てみたい。
以前ギズでも紹介した、映像作家のトム・ロウ(Tom Lowe)さんによる、4K画質で撮影された超美麗ドキュメンタリー「Timescapes」がついにリリースされました。
現在アメリカのiTunesストアでは最大1080pの画質で販売されており、ロウさん自身のサイトでは1440p(2560×1440ピクセル)で販売されています。こちらは27インチのiMacなどで観るのにちょうどいい解像度です。
しかし驚くべきは、この作品が4K画質で一般向けに販売される初の映像作品であるということ。4Kは4096×2304ピクセルですよ! 最も高品質な、4K、Cineform 4:2:2フォーマットのバージョンは、なんと140GBの外付けハードディスクの形式で、299ドル(約2万3000円)で販売されています。
もちろん、「4Kが観れる機材なんか持ってないよ」という僕らのためにDVDやブルーレイバージョンもありますよ。ちなみにドキュメンタリー本編の長さは45分のようです。
(ニール太平/米版)