事業・商品コンセプトを顧客の利益と繋げる? 全マンションをスマート化を目指す三井不動産 | WEB制作会社の販促まとめ
三井不動産レジデンシャル株式会社は、サステナブルな住まいと暮らしの実現に向け、
分譲マンション事業におけるスマートビジョンを策定し、
2012年7月より設計を開始する首都圏の物件から、全マンションに導入していく。
三井のマンションのスマートビジョンは、
環境負荷を低減する「環境共創プログラム」と、
安心安全を築く「複層防災プログラム」の二本柱で構成されている。
そして、建物や設備(ハード)を、コミュニティ活動(ソフト)で
活用・活性化することにより、サステナブルな住まいと暮らしを実現するとしている。
東日本大震災以降、私たちの生活の中で、
「環境」と「防災」という2つは、より重要なテーマとなっている。
特に、住宅という、「暮らし」そのものに直結する商品において、
社会のニーズを反映させなければ、
お客様へ利益を提供することはできないだろう。
今回ご紹介した、三井不動産レジデンシャルの場合、
上記の図のように、明確なコンセプトと、
それをどのように実現するかをターゲットに提示している。
企業間において、技術力が均衡する現代では、
いかにターゲットと社会に利益をもたらすのかという、
コンセプト作りとそれに伴う商品開発が重要になると考える。
企業のプロモーション担当・販促担当・マーケティング担当の方にとって
少しでも参考になれば幸いである。