おめでとうございます。山中先生のノーベル賞受賞の日には、丁度米国への旅立ちの寸前でしたので、インタビュー等には出て来ていませんでしたね。先生の受賞インタビューで名前を挙げられての感謝を陳べられた方です。このタイミングのいい幹細胞財団からの受賞も良かったですね!
朝日新聞デジタル:高橋講師、幹細胞財団から賞 山中教授とiPS細胞開発 - 科学
京都大講師の高橋和利さん
ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥・京都大教授の研究を支えた高橋和利・京大講師(34)が、米ニューヨーク幹細胞財団のロバートソン賞を受賞することになった。財団が発表した。高橋さんは山中さんのもとで2006年にマウスで、07年にはヒトでiPS細胞をつくった。
若手の幹細胞研究者に与えられる賞で、賞金は20万ドル(約1600万円)。財団は受賞理由で「高橋さんはiPS細胞の開拓者」であるとし、「その画期的な仕事が、幹細胞研究の新境地を開いた」とたたえた。
人工多能性幹細胞(じんこう たのうせい かんさいぼう、英語:Induced pluripotent stem cells)とは、体細胞へ数種類の遺伝子を導入することにより、ES細胞(胚性幹細胞)のように非常に多くの細胞に分化できる分化万能性 (pluripotency)[注 2]と、分裂増殖を経てもそれを維持できる自己複製能を持たせた細胞のこと。 日本語では、英語名の頭文字を採って iPS細胞[注 3](アイピーエスさいぼう、英語[逆成]:iPS cells, iPSCs)と呼ばれるほか、英語名の意訳で誘導多能性幹細胞(ゆうどう たのうせい かんさいぼう)[注 4]とも呼ばれる。
幹細胞生物学者・山中伸弥率いる京都大学の研究グループによって、マウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から2006年に世界で初めて作られた。
※「i P S」の「i」を小文字にしたのは、彼のアイデアと聴いています。
再生医療におけるiPS細胞
肺の再生へのiPS細胞の適用例を示す模式図[注 1]/再生医療におけるiPS細胞の実用化は未だ成されていない。