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memo ∞ 「TPP/解説:藤井聡」by おは朝 

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おはよう朝日です

朝日放送 | おはよう朝日です 2012.12.3

★今知るべきその中身! 『TPP』っていったい何?

☆リポーター:スタジオ解説:藤井聡氏(京都大学大学院教授)

◎TPP(Trans-Pacific Partnership)とは 環太平洋経済連携協定
・・・加盟国のあいだで”関税”をなくし「ヒト」「モノ」「カネ」が自由に行き来できるようにする協定。現在11カ国加盟 ◎TPPの対象となる24分野には・・・

・貿易
  農産物・工業製品・衣料品などの分野で”関税”をなくす  

《放送では米の関税率778%のみしめされていました》

《貿易立国ではない日本:輸出入ウエイトは20%、後を賄う内需が他国(=米国)に脅かされる》…しかし常に落ち込んだ景気のリード要因は輸出でした!


・知的財産権
  著作権などで海外のルールも輸入
・サービス
  金融サービス・医療制度などで海外の制度が入ってくる
・投資
 外国人が日本の企業などをもっと自由に買収できるようになる

◎TPPに参加するとこんな事が起こる可能性が ・食
  危険な食料品が入ってくるかも? 《遺伝子操作農産物は日本は輸入禁止》
  BSE検査や農薬規制も海外規制に?
・医
  薬や手術の値段が高くなる?   《米国並で保険制度崩壊の畏れあり》 
  お金持ちしか良質の医療が受けられなくなる? ◎賛成派の意見

・企業の海外進出が有利になる    《貿易立国にならない》
・いま参加を見送ったら置いて行かれる

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就農LOG

日本の農業は関税に守られている? 農産物の平均関税率について | 就農LOG

農業再生本部が初会合 TPPでの自由化めぐり議論紛糾も

政府は30日、国内農業などの強化策を検討する「食と農林漁業の再生推進本部」の初会合を国会内で開いた。環太平洋連携協定(TPP)など貿易自由化をにらみ、生産性の向上を図るなど農業の国際競争力を高めるのが狙い。

本部長に就任した菅直人首相は出席した全閣僚に対し、「今度こそ日本の農業が世界に誇れる力を持って再生できるよう奮闘をお願いしたい」と訴えた。

政府は本部とは別に「食と農林漁業の再生実現会議」も設置し、具体的な農業対策を検討。6月をめどに基本方針をまとめ、TPP参加への環境が整ったかどうか判断したい考えだ。

引用元:msn|産経ニュース

TPP議論が益々高まっていますね。最近では参加反対デモも起きてるようですが、「参加しないところで農業の衰退が止まる訳ではない」という的を得た意見も聞かれます。

そもそも日本の農作物は関税率がどれくらい掛かってるのか、調べてみました。

日本は関税により自国の農業を守っていると言ってもよい。下がその表↓↓

農畜産物関税率 コンニャクイモ 1706% えんどう豆 1085% コメ 778% 落花生 593% タピオカでんぷん 583% 小豆 403% バター 360% 粗糖 328% 大麦 256% 小麦 252% 生糸 245% いもでんぷん 234% 脱脂粉乳 218%

TPP交渉参加国と日本の平均関税率(農作物)

TPP交渉参加国平均関税率(農作物) シンガポール 0.2% ブルネイ 0.1% ニュージーランド 1.4% チリ 6.0% 米国 4.7% 豪州 1.3% ペルー 6.2% ベトナム 18.9% マレーシア 13.5% 日本 21.0%

メディアやネット上の情報がバラバラだったので数値が絶対かどうかは分かりません。
こちらの資料が一番よくまとまっておりました。(PDFが開きます。)↓↓

環太平洋戦略経済連携協定(TPP)の概要:日本貿易振興機構

21%を”高い”とととるか”低い”ととるかは個人の主観になるんじゃないかと…?
国の規模考えたら、関税が最後の砦ってのも頷けます。
かといってこのまま鎖国状態を続けてても日本の農業は終わる。

正直ね〜もう解りませぬ^^;
とりあえず来年も変らず米作るそれだけだw。

元記事:農業再生本部が初会合 TPPでの自由化めぐり議論紛糾も

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TPPは、良くも悪しくも、「開国論」…防ぎ様の無い難題なのです。

皆、既得勢力からは反対が当然であり、明治より江戸の方がいい面も多かったのです。但し、攘夷論がいつの間にか開国でなければ生き残れないことが周知となり、攘夷論そのものが数十年程の間に絶ち切れになったのです。

資本自由化の流れは、国民こぞって反対でしたが、米国圧力で推進しました…結果はこの困難をこなしています。

農業も保護をしたもの程、競争力が無くなっています。そのときその時のバランスと、そうなった時の対処が如何に的確に努力出来たかによります。フランスの様にEUの中でも、食品自給率は100%超の国もあります。

国としても、そのときその時の重点育成産業の前提があり、これは政治の決定によります。

…戦後まもなく、蚕産業は壊滅、繊維産業も壊滅方向となりました。巨大であった繊維産業の生き残った現在が、「炭素繊維」「透過膜」に代表される産業用の資材です。

時代の流れの中で、今はここだとの判断で、支持して行く所を決めて行かねばなりません。…しかし歴史の流れは、把握しての行動が必要です!


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