大和ハウス、排泄自動処理ロボットの販売開始 臭いほぼなし - SankeiBiz(サンケイビズ)
自動排泄処理ロボット「マインレット爽」(大和ハウス工業提供)
大和ハウス工業の樋口武男会長は10日、大阪市内で講演し、寝たきりの高齢者らの排泄を自動処理するロボットの販売を始めることを明らかにした。
販売するのは、介護機器メーカーのエヌウィック(宮城県仙台市)が開発した自動排泄処理ロボット「マインレット爽(さわやか)」。今年9月に同社と販売代理店契約を結び、全国の介護事業者を対象にレンタル品として来年1月7日から販売する。価格は59万8千円で、年間350台の販売を目指す。
おむつのような専用カバーを装着して排尿、排便すると内蔵のセンサーが感知し、吸引から温水洗浄、乾燥までを自動で行う。吸引された排泄物は接続したタンクにため、トイレに流すことができる。15層の消臭フィルターにより、臭いはほとんどないという。
自動排泄処理装置マインレット夢