久しぶりの話題です…
TBS「夢の扉+」12月16日 #84「マグネシウムで究極の電力循環社会を!」
マグネシウムと塩水で発電! 夢の新型燃料電池を開発
〜無限の電力を生み出す“マグネシウムによるエネルギー循環社会”実現へ〜
ドリームメーカー/東北大学 教授 小濱泰昭 さん
『子どもたちの時代、そしてその先に、安全で持続可能なエネルギー社会を残したい!』
日本のエネルギー政策で、いま、最大の争点“脱原発”。しかし、その代替案は―?
『これがその答え。発電所です!』 そう話すのは、東北大学未来科学共同研究センターの小濱泰昭、67歳。小濱たちのプロジェクトチームが開発したのは、『マグネシウム燃料電池』。酸化する際に発電するマグネシウムの特性を生かした電池で、マグネシウムを塩水につけるだけ、あとは、空気中の酸素と反応して電気をつくり出すというもの。有害物質を排出しない、未来の“クリーンエネルギー”だ。大容量化の技術も開発され、リチウム電池の5倍以上の電力量を確保できるという。
ほぼ無尽蔵の資源といえるマグネシウム。これまで多くの研究者が、その発電特性を実用化しようと挑んできたが、発火しやすく電解液に溶けやすいことから、“マグネシウムの燃料電池の大容量化は不可能”とされてきた。
だが、小濱は、ある特性を持った「マグネシウム合金」でこの通説を覆す―。
『普通はやらないことをやってみる。とにかく動く。やれば何か道が開けてくる!』
小濱たちは、使用済みとなった酸化マグネシウムを太陽光の熱によって精錬し、再びマグネシウムとして利用する技術も確立。目指すのは、マグネシウム燃料電池を使って無限の電力を生み出す“究極のエネルギー循環社会”だ。
この壮大なプロジェクトを実現するために、まずはマグネシウム燃料電池を世に知らしめようと、小濱は技術的に一番難しいと考えられる移動体への搭載を決断。福島県から故郷の宮城県まで、マグネシウムを燃料にした電動三輪車での走行実験に挑む。全走行距離約100kmの歴史的実験、果たして走破なるか―?
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”マグネシウム+塩水 ” 誰も思いつかないエネルギー、100kmを走り抜けた三輪車…成功! おめでとうございます…日本のエネルギーを考える…次は家庭用、そして船舶、、、次々と夢は広がる。
”歳が行ってもまだまだやれる”…昔からなんでもこなして来た科学者ですが、なお一層の本腰です。有難いことです。リサイクルは確実ですが、あとはトータルコストですね…これには用途開発が進めば、大きな結果を生み出せると思われます。マグネシウムを使用した火力発電所用等の大容量に適した蓄電池も開発されて来ており、”マグネシウム時代”を予感させます。
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マグネシウム電池で走る電動三輪車
公開日: 2012/12/12
震災から1年9か月の11日、マグネシウムを使った燃料電池による電動三輪車の走行実験が行われました。
05マグネシウム燃料電池車.MP4
アップロード日: 2012/02/16
リチウム電池は高性能だけれど、高価です。海にマグネシウムは捨てるほどあり将来マグネシウム電池は安価になる可能性があります。おもちゃのマグネシウム燃料電池車をはしらせましたが、子供に大人気でした。本格的マグネシウム燃料電池車を小東北大学小濱研究室が2012年4月に走行予定です。宮崎から東北の仙台までです。2020年を目標にトヨタがマグネシウム二次電池を完成させようとしています。このときに電気自動車の時代が来るかもしれません。マグネシウム社会の到来かも
東北大学未来科学技術共同研究センター » 世界初「高性能マグネシウム燃料電池」を共同開発
世界初※1「高性能マグネシウム燃料電池」を共同開発
― 次世代燃料電池の実用化に道、1年以内の製品化を目指す―
国立大学法人東北大学・未来科学技術共同研究センター・小濱泰昭教授(以下、東北大学)、産業技術総合研究所(以下、産総研)、(株)古河電池(以下、古河電池)、と日本素材(株)(以下、日本素材)は、共同研究の成果としてマグネシウムを用いた燃料電池を開発しました。
詳細はこちらをご覧ください → press20120126
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