hayano ryugo hayano (注目)朝日新聞1/19の朝刊一面に,福島とその周辺で行った,食卓丸ごとセシウム調査(あさイチのとは一線を画した高精度な測定結果)が出るそうだ.
出ましたね,朝日新聞が独自に行った食卓丸ごとセシウム調査.bit.ly/Aimynj 「1日の食事から取り込むセシウムの量は、福島県内に住む26家族で中央値は4.01ベクレル、健康影響を心配するほどのレベルではなかった」
【農水省 原乳の放射性物質の検査結果 1/18更新】bit.ly/yGTcDu7/1-1/17までの全結果集計.福島県が290件検査してすべて「検出せず」というのが際立っている.
朝日新聞が京大の小泉先生の協力を得て行った食卓丸ごと調査bit.ly/Aimynj は,冷凍乾燥技術を使って試料の体積を減らし,測定精度を高めている.従来の「焼く」方法よりも簡単.文化財保護にも用いられている技術.
朝日新聞の食卓丸ごとセシウム調査 bit.ly/Aimynj 精度を高め,きちんと有限値を出したことが素晴らしい.一日4Bqは,冷戦時代,1960年代に僕らが食べていたレベル.
朝日新聞の食卓丸ごとセシウム調査,bit.ly/Aimynj は,一日の食事に加え,一日に飲んだ飲料水も加えて測定試料としている.口にしたものすべての調査.
過去のデータと比較→ bit.ly/yWxKaD @QEnergyTeleport: 「福島の食事、1日4ベクレル」これから推定される大人の体内のCs量は、550Bq程度。体重1kgあたり10Bq程度か。t.asahi.com/59mr
(グラフ再掲)朝日新聞の食卓丸ごとセシウム調査( bit.ly/Aimynj)に関連し,日本人は過去に一日何Bqのセシウムを食べていたかのグラフ→ twitpic.com/6qzgid
朝日新聞1/19朝刊の食卓丸ごと調査 bit.ly/Aimynj の結果と,コープ福島による調査結果(1/18更新版 - 51家庭の調査 bit.ly/AmegPk)の両方比較することをお勧め.
コープふくしま - 組合員が出資して利用・運営している「生活協同組合」です。朝日新聞やコープ福島の食卓丸ごとセシウム調査結果のバラツキを見て,ICRP111の《「平均的個人」を使うことは,汚染地域における被ばくの管理にとって適切でない…食習慣,生活習慣及び仕事によって,隣接する村同士…同じ家族の中でさえ,大きな差異が存在する可能性がある》を再確認
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asahi.com(朝日新聞社):福島の食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1 - 社会
家庭で1日の食事に含まれる放射性セシウムの量について、福島、関東、西日本の53家族を対象に、朝日新聞社と京都大学・環境衛生研究室が共同で調査した。福島県では3食で4.01ベクレル、関東地方で0.35ベクレル、西日本でほとんど検出されないなど、東京電力福島第一原発からの距離で差があった。福島の水準の食事を1年間食べた場合、人体の内部被曝(ひばく)線量は、4月から適用される国の新基準で超えないよう定められた年間被曝線量の40分の1にとどまっていた。
調査は昨年12月4日、全国53家族から家族1人が1日に食べた食事や飲んだものをすべて提供してもらい行った。協力家族の居住地は、福島県が26、関東地方(群馬・栃木・茨城・千葉・埼玉・東京・神奈川)が16、中部(長野・愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・京都)、九州(福岡)など西日本が11。普段通りの食材で料理してもらった。福島では、地元産の野菜などを使う人が多かった。
1日の食事から取り込むセシウムの量は、福島県内に住む26家族で中央値は4.01ベクレルだった。この検査法で確認できる値(検出限界)以下の正確な値がわからないため、平均値ではなく、検出値を順に並べて真ん中に当たる中央値で分析した。
この食事を毎日1年間、食べた場合の被曝線量は0.023ミリシーベルトで、国が4月から適用する食品の新基準で、超えないよう定めた1ミリシーベルトを大きく下回っていた。福島でもっとも多かったのは、1日あたり17.30ベクレル。この水準でも年間の推定被曝線量は0.1ミリシーベルトで、新基準の10分の1になる。原発事故前から食品には、放射性のカリウム40が含まれており、その自然放射線による年間被曝線量は0.2ミリシーベルト(日本人平均)ある。セシウムによる被曝線量はこれを下回った。
調査した京都大医学研究科の小泉昭夫教授は「福島のセシウム量でも十分低く、健康影響を心配するほどのレベルではなかった」と話している。