三菱化学、香港VMOに植物工場を販売 (発表資料)http://bit.ly/14LF3er pic.twitter.com/UdDUzYfn
2013 | ニュースリリース | ニュース・メディア | 三菱化学株式会社
平成25年2月4日 香港Vegetable Marketing Organization社への植物工場の販売について 三菱化学株式会社
三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚 博昭、以下「三菱化学」)は、植物工場システムを中国・香港特別行政区・Vegetable Marketing Organization社(以下「VMO社」。詳細は別紙参照)に販売いたしました。植物工場システムの海外での販売例としては、2012年11月27日に発表いたしました、ロシア・Mir Upakovki社に続く2例目となります。
今般、VMO社に販売した三菱化学の植物工場システムは、香港市内にVMO社が所有する野菜出荷場の2階から3階部分の一部を改修して設置されました。内部を適温に保つ空調設備、水を循環濾過して再利用する水処理設備、屋内での野菜の栽培を可能にする照明設備などを完備しており、既存の野菜出荷場の設備を流用することで、栽培から包装、出荷までの一連のプロセスが1つの建物の中でできるようになっています。
栽培品種はベビーリーフです。狭い空間でも高い収量を得られる点や、消費地の近さによる輸送コストが削減できる点、水耕栽培により清潔さが保たれ、洗浄せずとも口にできる点から、三菱化学の植物工場システムにより栽培されたベビーリーフは、高いコスト競争力を有しています。
VMO社とは2012年6月に販売契約を締結し、同年10月に本格着工いたしました。11月初頭の完成後、試運転期間を経て、12月下旬に初収穫を終えました。収穫された野菜はVMO社から香港市内のホテル、デパート、高級スーパーなどに販売を始めています。
今後三菱化学は、お客様のご要望と設置場所の諸条件を踏まえた仕様のカスタマイズを行いながら、植物工場システムを広く国内外に販売してまいります。
以上 [本件に関するお問い合わせ先] 【報道関係】 株式会社三菱ケミカルホールディングス 広報・IR室TEL 03-6748-7140 【製品について】 三菱化学株式会社 コーポレートマーケティング部 植物工場事業推進室
TEL 03-6748-7159
ベビーリーフとは発芽後10-30日程度の若い葉菜の総称である。
葉丈10-15cm程度で葉柄部分から収穫し、サラダなどに供する。
以下の葉菜が主にベビーリーフとして使われている。(ただし、この野菜を使用しなければベビーリーフではないとするような規定はなく、若い葉を使用していればベビーリーフとみなされている。)
ミズナ ホウレンソウ テーブルビート レタス(ロロロッサ、デトロイト等) カラシナ(マスタードリーフ) エンダイブ ルッコラ彩りや味の異なる数種類の葉を混ぜて売られるのが一般的である。
ベビーリーフ同様、サラダ用に若い葉菜の柔らかい葉を取り混ぜたものをフランス語でムスクラン(mesclun)、英語でメスクラン・グリーンズ(mesclun greens), イタリア語でミスティカンツァ(misticanza)と呼ぶ。アメリカ合衆国やカナダの規模の大きなスーパーマーケットでは、野菜売り場でよく見られる。元々は南フランスのサラダである。