赤ワインは心臓に良いだけでなく、難聴にも効くと判明:研究結果 | IRORIO(イロリオ) - 海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議
赤ワインの健康効果は広く知られているが、聴力障害にも効くという新たな研究結果が発表された。
米ヘンリー・フォード病院がおこなった研究で、赤ぶどうや赤ワインに含まれるレスベラトロールと呼ばれる化学物質が、騒音による聴力損失の防止に威力を発揮することがわかったそう。実験では、レスベラトロールを投与したマウスを長時間爆音にさらしたところ、何もしなかったマウスよりも難聴になるリスクが低かったという。
研究を主導したMichael Seidman医師は、「アルツハイマー病やがん、老化、聴力損失などは、体内の“ケガ”が原因。レスベラトロールは、こういった炎症過程から体を守ってくれる効果がある」と語っている。
赤ワインはこれまでにも、がんや心臓病、認知症の予防にも役立つことがわかっている。