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必見!智慧得(378)「宇宙ニュース」2012.2.14#43

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txspacenews さんのチャンネル - YouTube

宇宙ニューステレビ東京のトップページです。

 

宇宙ニュース #43

 さんが 2012/02/13 に公開

【毎週木曜夜9時54分 放送中】
太陽活動活発化で起こる様々な現象、バルト海でUFO発見か!?
http://www.tv-tokyo.co.jp/spacenews/

天の川のブラックホールが小惑星を飲み込んでいる - NASAが発表 | エンタープライズ | マイナビニュース

天の川でフレアが発生する理由は、天の川の中央に位置する巨大ブラックホールでの小惑星の蒸発、破壊によるものである ― NASAはこのほど、チャンドラX線天文台の観測をもとに、天の川におけるフレア発生原因の可能性について発表を行った。

過去数年間、チャンドラX線天文台は、超大質量ブラックホール「いて座A」からX線フレアをほぼ毎日感知している。かねてより、「超大質量ブラックホール付近のような厳しい環境で、小惑星はそもそも形成されるのか」という疑問があったとされるため、今回の研究結果は刺激的である。なぜなら、フレアが発生するためには多くの小惑星が必要であることを示唆しているからだ。

いて座A周辺にはガス雲があり、その中には何兆もの小惑星や彗星が親星から引き離されて存在していると考えられている。ブラックホールから1.6 億キロメートル圏内(おおよそ地球と太陽との距離)を小惑星が通過すると、ブラックホールの潮汐力によって引き裂かれてしまうとされる。

隕石が地球の大気を通過して落下するときに温度が上昇し燃焼するのと同様に、引き裂かれた星の破片は、いて座Aの上の漂う熱く薄いガスを通過する際の摩擦によって蒸発してフレアを発生させ、星の残骸は最終的にブラックホールに飲み込まれる。

チャンドラX線天文台で観測されたフレアの発生条件としては、小惑星の直径が10キロメートル以上必要であると推測されている。これより小さな小惑星がいて座Aに飲み込まれている可能性はあるが、この時に発生するフレアはより微弱であるため特定するのは困難と考えられる。今回の研究結果は、この領域の小惑星の数を予測して構築されたモデルと合理的に一致したという(モデルでは地球付近の星の数と天の川の中央付近にある星の数が同等と仮定した)。

また今回は実際の発生状況を確認するため、銀河の寿命である100億年の間に2〜3兆個の小惑星がブラックホールによって消滅していると想定して計算が行われた。この場合、小惑星全体の中でほんの一部だけが飲み込まれたと仮定するなら、将来、小惑星が枯渇してなくなることはないと考えられる。

惑星がいて座Aに近づきすぎた場合も潮汐力によって破壊されるはずだが、惑星の例は一般的ではないため、発生する確率は小惑星よりずっと少ない。このシナリオは、X線望遠鏡が登場する数十年前にいて座AのX線が100万倍の明るさになった現象に由来する。当時X線望遠鏡はまだ存在していなかったが、現在はチャンドラX線天文台と他のX線関連ミッションによって、周辺のガス雲に反射するX線の「光エコー」の証拠が得られており、フレアの明るさと発生のタイミングの解明に役立っている。

2012年後半には、チャンドラX線天文台がいて座Aの長期観測を行う予定であり、フレアの周波数と明るさに関する新情報が期待されている。この観測によって、いて座Aの厳しい環境下における小惑星と惑星の形成について理解が深められるだろう。

チャンドラ計画は、NASAのマーシャル宇宙飛行センターがNASAの科学ミッション理事会のために運営しており、スミソニアン宇宙物理観測所が科学運用と飛行業務を管理している。

“火星に海が存在 証拠発見” NHKニュース

【動画】

“火星に海が存在 証拠発見”

ヨーロッパ宇宙機関は、火星に30億年以上前に海が存在したことを示す有力な証拠が見つかったと発表し、火星のかつての姿を知るうえで重要な発見として注目されています。

これはヨーロッパ宇宙機関が火星に生命の源となる水やその痕跡がないか調べるために、2003年に打ち上げた火星探査機「マーズ・エクスプレス」の観測結果として発表したものです。
それによりますと、火星を周回中の「マーズ・エクスプレス」が、レーダーを使って火星の地下の構造を調べたところ、北半球の広い範囲で、かつて海があったときに形成されたとみられる密度の低い地層が発見され、海が広がっていたことを示す有力な証拠だとしています。
火星の地中には氷が存在することが確認されており、ヨーロッパ宇宙機関では、地熱の放出が活発だったおよそ30億年前と、火星が現在よりも温暖だったおよそ40億年前の2つの時期に氷が溶けて海が広がったという見方を示しました。
ヨーロッパ宇宙機関では、海が存在したのは一時的で、生命が存在したとは考えにくいとしていますが、今回の研究結果は火星のかつての姿を知るうえで重要な発見として注目されています。

 


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