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メモ「いまどきの黒船/”白”」

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今の黒船は”白”です!… 朝日新聞も一面広告「AQUA by Haier/ハイアール」

ハイアール、「三洋」製品投入 高価格冷蔵庫など60種 :日本経済新聞

 中国と韓国の電機大手が日本の家電市場への攻勢を強めている。中国・海爾集団(ハイアール)は15日、三洋電機から取得した冷蔵庫と洗濯機で「2015年に国内シェア15%を目指す」と表明した。三洋の開発力をいかした高価格帯の製品60機種以上を投入する。韓国勢ではサムスン電子が13年をめどに日本の薄型テレビ市場に再参入する方針だ。世界で圧倒的な存在感を持つ中韓企業が攻め入ることで、日本企業で分け合ってきた国内市場の構図が大きく変わる可能性がある。

 ハイアールは今年1月に三洋電機から白物家電事業を買収した。日本で展開してきた「ハイアール」ブランドの家電製品に加え、三洋から取得した「AQUA(アクア)」ブランドで高価格帯の冷蔵庫と洗濯機などを日本で販売する。

 英調査会社のユーロモニターインターナショナルによると、11年のハイアールの冷蔵庫と洗濯機の世界シェアはそれぞれ16.5%と12.3%で最大手。日本では知名度も低く、低いシェアにとどまっていた。アクアブランドの冷蔵庫と洗濯機でそれぞれ「15年にシェア15%以上を目指す」(販売会社のハイアールアクアセールスの中川喜之社長)という。

 広告宣伝も増やし、ハイアールブランド単体で11年12月期に100億円程度だった日本での売上高を、アクア分を加算して12年12月期に500億円規模に拡大する計画だ。

 ハイアールはグループのアジア地域統括本社を大阪市に設置した。15日に東京都内で記者会見したハイアールグループの張瑞敏・最高経営責任者(CEO)は、三洋が培ってきた開発力を取り込み「白物家電のトレンドをけん引する日本からアジアの需要を獲得する」と宣言した。

「AQUA」ブランド発表会で日本戦略を発表するハイアールグループの張瑞敏CEO

 サムスン電子は画像が鮮明な有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビのほか、液晶テレビの高級品を13年にも日本で発売する見通しだ。同社は02年に日本で液晶テレビを発売したが、売れ行きが悪く同年に撤退した経緯がある。

 スマートフォン(高機能携帯電話)「ギャラクシー」のヒットなどを通じ、日本でのブランド力が向上したと判断した。

 サムスンは薄型テレビで約2割の世界シェアを握る最大手。ソニーやパナソニックなど日本メーカーに先駆けて量産する大型有機ELテレビを武器に日本市場に割って入る。

 世界市場で力を付けてきた中韓の大手家電メーカーが、コスト競争力や品質、性能で日本製品と同等かそれ以上の新製品を投入する体制が整う。長らく日本メーカーの独壇場だった国内市場の競争が一気に激しくなりそうだ。

中国ハイアール、12年に日本で売上高500億円目標 :日本経済新聞

 中国家電大手、海爾集団(ハイアール)は15日、都内で日本事業戦略説明会を開き、2012年に日本での売上高は500億円を目指す方針を示した。世界標準のハイアールブランドと、三洋電機から買収した技術を生かした日本独自のブランド「AQUA(アクア)」を展開し、それぞれ150億円、350億円の売り上げを見込む。アクアブランドでは高付加価値の冷蔵庫や洗濯機を販売する。

 1月に設立したハイアールアクアセールスがアクアブランドを扱い、ハイアールとは運営を分ける。ハイアールアクアセールスの中川喜之社長は「ハイアールの調達力や情報収集力、コスト力を生かし初年度の黒字化を目指す」と話した。

 一方、ハイアールの日本法人、ハイアールジャパンホールディングスの杜鏡国社長は「アジアの(白物家電の)トレンドをリードしているのは日本だ」と述べた。〔日経QUICKニュース〕

中韓電機大手、日本で攻勢 サムスンは有機ELテレビ :日本経済新聞

 中国と韓国の電機大手が日本の家電市場への攻勢を強めている。中国・海爾集団(ハイアール)は15日、三洋電機から取得した冷蔵庫と洗濯機で「2015年に国内シェア15%を目指す」と表明した。三洋の開発力をいかした高価格帯の製品60機種以上を投入する。韓国勢ではサムスン電子が13年をめどに日本の薄型テレビ市場に再参入する方針だ。世界市場で圧倒的な存在感を持つ中韓企業が攻め入ることで、日本企業で分け合ってきた国内市場の構図が大きく変わる可能性がある。

 ハイアールは今年1月に三洋電機から白物家電事業を買収した。日本で展開してきた「ハイアール」ブランドの家電製品に加え、三洋から取得した「AQUA(アクア)」ブランドで高価格帯の冷蔵庫と洗濯機などを日本で販売する。

 英調査会社のユーロモニターインターナショナルによると、11年のハイアールの冷蔵庫と洗濯機の世界シェアはそれぞれ16.5%と12.3%で最大手。日本では知名度も低く、低いシェアにとどまっていた。アクアブランドの冷蔵庫と洗濯機でそれぞれ「15年にシェア15%以上を目指す」(販売会社のハイアールアクアセールスの中川喜之社長)という。

 広告宣伝も増やし、ハイアールブランド単体で11年12月期に100億円程度だった日本での売上高を、アクア分を加算して12年12月期に500億円規模に拡大する計画だ。

 ハイアールはグループのアジア地域統括本社を大阪市に設置した。15日に東京都内で記者会見したハイアールグループの張瑞敏・最高経営責任者(CEO)は、三洋が培ってきた開発力を取り込み「白物家電のトレンドをけん引する日本からアジアの需要を獲得する」と宣言した。

 サムスン電子は画像が鮮明な有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビのほか、液晶テレビの高級品を13年にも日本で発売する見通しだ。同社は02年に日本で液晶テレビを発売したが、売れ行きが悪く同年に撤退した経緯がある。

 スマートフォン(高機能携帯電話)「ギャラクシー」のヒットなどを通じ、日本でのブランド力が向上したと判断した。

 サムスンは薄型テレビで約2割の世界シェアを握る最大手。ソニーやパナソニックなど日本メーカーに先駆けて量産する大型有機ELテレビを武器に日本市場に割って入る。

 世界市場で力を付けてきた中韓の大手家電メーカーが、コスト競争力や品質、性能で日本製品と同等かそれ以上の新製品を投入する体制が整う。長らく日本メーカーの独壇場だった国内市場の競争が一気に激しくなりそうだ。


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