【スイス】世界初「宇宙ごみ掃除衛星」開発へ[12/02/16] - Qwe DatNews
大気圏外に漂う廃棄衛星やロケットの残骸といった無数の「宇宙ごみ」を回収する 「掃除機」衛星の開発計画を、スイス連邦工科大学ローザンヌ校
(Ecole Polytechnique Federale de Lausanne、EPFL)宇宙センター
(Swiss Space Centre)が15日、発表した。
宇宙の清掃を目的とした衛星は世界初。「クリーンスペー(CleanSpace)」と 銘打たれた衛星について、同センターは2通りの選択肢を検討中だという。 回収した宇宙ごみを衛星ごと大気圏内で燃やす方法と、ごみだけを大気圏内に 吐き出し衛星本体は宇宙にとどまる方法だ。
EPFLによると、大気圏外には現在、直径10センチ以上のものだけで1万6000個、 10センチ未満も含めると数億個の宇宙ごみがあり、秒速数キロの速度で
地球の軌道を周回している。
スイス再保険(Swiss Re)の2011年調査によると、面積10平方メートルの衛星が 直径1センチ以上の宇宙ごみと衝突する確率は年間約1万分の1という。
ソースは www.afpbb.com
CleanSpace One - a Swiss satellite to tackle space junk
epflnews さんが 2012/02/14 にアップロード
Swiss Space Center at EPFL just launched the "CleanSpace One" project. The aim is to design and build a satellite that will chase, grab and destroy a space debris - namely one of the first Swiss satellites, Swisscube-1 or TIsat-1.
(Version française de ce film sur: http://bit.ly/CleanSpaceOne_videoF)
(エキサイト翻訳です、解り難いですが、ごめんなさい)
【ジュネーブ共同】宇宙ごみ掃除承ります―。スイス西部にあるローザンヌ工科大の宇宙センターは15日、地球の周囲にある使えなくなった衛星の残骸など無数の「宇宙ごみ」を回収し処理する計画を発表した。予算は1千万スイスフラン(約8億5千万円)を見込み、企業への資金提供を呼び掛けている。3〜5年後の実用化を目指している。
宇宙ごみが運用中の衛星に衝突する例が年々増えており、地球上に落下する可能性もある。宇宙開発を目指す人類にとって、壮大な「清掃計画」となる。
同センターによると、宇宙には運用期間を終えた衛星や打ち上げに使ったロケットの残骸など直径10センチを超える宇宙ごみが約1万6千個あり、毎秒数キロメートルの速さで地球の周囲を回っている。
地上から宇宙ごみをつかむためのアームの付いた装置を発射。回収後、大気圏に突入する際に、装置と共に“焼却”処理する。同センターは「技術的に克服すべき点が残っている」としている。
(共同通信)