北大、300℃でも燃えない高耐熱性の有機発光体を開発。無機蛍光体の100倍以上の発光強度。発光効率80%以上(発表資料)bit.ly/yNcsy0 pic.twitter.com/v9hQlB6c
【記者会見】光輝くタフな新型有機発光体の開発にはじめて成功(工学研究院 教授 長谷川靖哉) - 北海道大学
このたび、北海道大学大学院工学研究院 長谷川靖哉教授らの研究
グループは、高い熱耐久性(300℃でも燃えない)、世界トップクラスの
発光効率(80%以上)、無機蛍光体よりも100倍以上の発光強度と、発光
スペクトルのピークの半値幅が狭く、美しい発光色(ピュアレッド)を示
す新型有機発光体の開発にはじめて成功しました。
これにより従来は不可能だった、高演色性の低消費電力照明が可能とな
り、家庭用照明だけでなく、アーティスティックなイルミネーションへの
応用も期待できます。
本件に関するお問い合わせ先
北海道大学大学院工学研究院 教授
長谷川 靖哉(はせがわ やすちか)
TEL:011-706-7114 FAX:011-706-7114
E-mail:hasegaway@eng.hokudai.ac.jp
総務企画部広報課
詳しくは、記者発表資料をご覧下さい。
明るさLEDの百倍 北大研究グループ、新たな有機発光体開発−北海道新聞[暮らし・話題]
発光ダイオード(LED)に使われる無機蛍光体より100倍以上明るく、300度以上の熱にも耐えられる新たな有機発光体の開発に、北大大学院工学研究院の長谷川靖哉(やすちか)教授(物質化学)の研究グループが初めて成功した。28日、東京都内で開かれた新技術説明会で発表した。
新たな発光体は、蛍光灯などに使われている「ユーロピウム」というレアアース(希土類)に、光を吸収して集める有機分子を付け加えた。
有機分子は高温に弱く、加工しにくいという問題点があるが、特殊な化学作用で、高温に耐えられる構造を実現させた。300度の熱でも燃えないという。<北海道新聞2月29日朝刊掲載>