TBS「夢の扉+」3月25日(日)#47「海のクラゲパワーで山を緑に!」
ドリームメーカー/愛媛大学農学部 客員教授 江崎次夫 さん
“海の厄介者” 巨大クラゲで地球を救う!
〜クラゲの保水力で山林の荒地を緑化する『夢の肥料』開発〜
『未来を担っていく子どもたちに、緑の地球をしっかり残したい』
体長が1メートルを超えるエチゼンクラゲ。大発生を繰り返し、漁業関係者などに多大な被害を与えてきた。処分にも困るこの“海の厄介者”を、荒れた山林や砂漠に活用しようとしているのが、愛媛大学農学部の客員教授・江崎次夫、66歳。環境緑化の研究暦40年のスペシャリストだ。
「体の90%以上が水分という抜群の保水性をもつエチゼンクラゲを、肥料化して植物の生育に使えないか?」 江崎は、クラゲを使って木々を育成する『夢の肥料』作りのため、食用クラゲを扱う地元の食品会社と交渉する。『海をきれいにするには、山をきれいにしなければダメなんです!』 江崎の熱い思いが通じ、「クラゲのチップ」の開発に向けて共同研究が始まった。
荒廃地の緑化や森林保全を研究していた江崎は、助教授時代の45歳のとき、留学したオーストリアで世界の“地球緑化”への取り組みを目の当たりにする。『もっと地球規模で考えなければ?』 日本だけではない「地球全体の緑化」のために、江崎は、生涯をかけようと誓った。
そして、開発された「クラゲチップ」の実用化に向けた実験が始まる。休日も無く研究を続ける江崎を支えるのは、30年以上連れ添う妻だった。山林火災で焼失した愛媛県内の山にも、夫婦一緒に登り植林をする。「クラゲチップ」の実験開始から3年。果たして山火事跡地でその効果はあったのかー。
江崎の夢は、地球の陸地面積の3分の1を占める“砂漠を緑の大地に蘇らせること”。隣国韓国も注目するクラゲを使った緑化技術。その開発の最前線に迫る。
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マルトモに持ち込まれた開発研究、「海のために山を育てよう!」問題はクラゲの塩抜き…ヒントは”ナメクジに塩”…ものすごい保水能力のクラゲチップ:8倍/天然肥料ともなる=一石二鳥の土壌改良材となる。実験結果も良好!
しかし、日本のマーケットは受け入れない…”世界市場で考える”恩師の教え、申し出は意外にも韓国、山も荒廃が社会問題化している国、山で黒松の苗木を植え実験… …更にアラブ首長国連邦での砂漠の緑化にも着手しようとしている… …紀和子夫人の協力の賜物!マルトモの土居幹治さんの支援の賜物!愛媛大学の杉本秀樹教授や江原大學校 山林環境科學大學 チョン・クンウ(全槿雨)教授の支援に感謝!
これからも頑張って下さい!
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マルトモ株式会社 保水力に優れ肥料成分も豊富な
土壌改良剤を開発 「クラゲチップ5kg」
クラゲ特有の吸水・保水力と、栄養素を利用して開発された「クラゲチップ」。クラゲの持つ保水力と、リン酸や窒素など、化学肥料とほぼ同等の肥料成分を含んでおり、環境にやさしく木々の成長促進にも効果がある。
マルトモ株式会社 食用のクラゲからコラーゲンを抽出
サプリメント素材 「クラゲコラーゲン10kg」
クラゲは非常に保水力の高いコラーゲンを持つ生物。その良質で保水力の高いコラーゲンを利用して開発した美容サプリメント用素材「クラゲコラーゲン」。年齢とともに減少するコラーゲンを効果的に補給できる。
愛媛大学 名誉教授
江崎次夫さん
推薦人からのコメント平成17年の越前クラゲの大量発生ニュースを受け、マルトモさんより利用法が無いものか、相談を受けたのがおつきあいのきっかけです。以来、クラゲチップを使った土壌改良材を共同開発していますが、食品メーカーの枠にとらわれず、将来の資源をも視野に入れた企業戦略を持ち、世界と勝負できる懐の大きい会社だと常々感じています。