ネットコンテンツ、世界開拓 英語で「初音ミク」・メール絵文字 スマホ普及、輸出好機 :日本経済新聞
スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)などで楽しむ日本独特のインターネットコンテンツを海外で売り込む動きが広がってきた。ユーザーが自作した曲を仮想アイドルが歌う「初音ミク」のような歌声合成ソフトやメールで使う絵文字などだ。中国語や英語など現地の言葉や好みに対応させる。約5億台普及したスマホがコンテンツの新しい流通基盤になる中、アニメや家庭用ゲームに続きネットコンテンツでも世界市場を目指す。
日本のコンテンツの輸出比率は5%程度で、米国の17.8%などより低い。ドラマなどで韓国勢などに押されている。コンテンツ輸出を増やす「クールジャパン」を進める経済産業省は「ネットを使えば輸出拡大に追い風」とみており、ネットも含めたコンテンツ輸出を2020年に2〜3兆円へ増やしたい考え。
ネットのコンテンツを輸出しやすくなったのは、配信の仕組みが世界共通のスマホが普及したため。従来型の「iモード」はサービスがほぼ国内に限られ、難しかった。
歌声合成ソフトはクリプトン・フューチャー・メディア(札幌市)の初音ミクが代表的。ヤマハが基礎技術を持つ。ユーザーがネットで自作の曲や歌詞、振り付けを投稿し、仮想アイドルに歌わせる。1万5千円前後のソフトを買って参加する。イベントなど関連消費も合わせると、年100億円以上の市場規模だ。
クリプトンは初音ミクの英語版を今夏をメドに投入する。英語でも日本語のように流ちょうに歌えるよう改良している。シンガポールやフィリピンへ輸出し、北米での販売も目指す。
ヤマハは中国で現地企業と組んで、今夏に初音ミクとは別の歌声合成ソフトを発売する。現在、中国語への対応を進めている。アイドルの絵柄を中国で一般公募した。11年末に韓国語のソフトを発売している。今後、多言語への対応を進める。
電通は月額300円前後で絵文字など装飾メールの素材をネット経由で取り込んで使えるサービスを、5月をメドに世界で始める。まず10万点以上を扱い、将来は50万点へ増やす。笑顔や泣き顔で感情を表す絵文字は海外でも受けており、国内外で3年後に売上高100億円を目指す。
SNS(交流サイト)ピクシブが運営する、自作の漫画やイラストをネット経由で投稿して感想を述べ合うサービス。海外からの利用希望が多く、英語やロシア語など7言語に対応させた。
「ニコニコ動画」を運営するドワンゴは、視聴者による英語のつぶやきが画面上を流れる動画サイトを米国で配信し始めた。ネットを介して仲間と遊ぶソーシャルゲームでも、ディー・エヌ・エー(DeNA)やグリーが中国や米国のゲーム関連会社と提携し、売り込みを本格化させている。
[MMD] Newcomer Luo Tianyi 洛天依 [Download]
Pikadude31451 さんが 2012/04/03 に公開
WEEEE!! I made Luo Tianyi (or 洛天依 in chinese) in MMD!!
DOWNLOAD -- http://pikadude31451.deviantart.com/art/MMD-Luo-Tianyi-Download-293974757
ヤマハがデビューさせる中国語で歌える仮想アイドル「洛天依」
(るぉちゃんい)