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Channel: 鶴は千年、亀は萬年。
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必見!智慧得(516)「浅野成昭/“燃えない木材”」

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 地震で一番心配は「火災」、今朝の報道でも東京都の地震対応で木造密集地域が問題視されていた。燃えない木材…根本的に解決! また、丈夫な建材とともに、4階建ての大きな木造建築も可能になって来ている。先日も竹中工務店がそのような木造建築開発を発表していた。良く似た商品も開発されているも、このメーカー以外は未だ充分な不燃性ではないとされている。今後、日本の林業を復興させて強くする意味でも、この様な開発の発展が期待される。

TBS「夢の扉+」4月29日(日)#52「未来の建材!燃えない木」

ドリームメーカー/福井県坂井市 アサノ不燃木材経営者 浅野成昭 さん

日本初認定!“燃えない木材”で安心の生活を届けたい
〜原点は山への感謝…木材需要を増やして山をキレイに!〜

『木材に新しい性能を持たせ、需要を高めることで、山をきれいにしたい!』
木と言えば燃えるもの・・。しかし、この常識を覆した男が福井県にいる。浅野成昭・62歳。
浅野の会社で作る木材は、2001年に日本で初めて「不燃木材」の認定を受けた。その技術の秘密は不思議な薬剤にある。高い熱を加えるとガラス状になるホウ酸系の水溶液を、木の繊維の隙間に染みこませ、木材を燃えにくくしているのだ。浅野がこだわるその質の高さは、国交省の調査でも判明している。これまでに、30近い業者が「不燃木材」の認定を受けているが、去年行われた製品への抜き打ち調査で、10社中、浅野の会社1社のみが防火性能の基準を満たしていると判定された。
製材屋の息子として生まれた浅野は、小さい頃からいつも父親について山へ行った。「当時は木1本切るのも、気持ちを込めていた。木や山への“感謝”があった。」しかし、高度経済成長とともに鉄やアルミが台頭し、木材需要は減少。放置された山は荒れ放題となった。『山をきれいにするには、もう一度、木材の需要を取り戻す必要がある』
そう思った矢先、母親の家が火事で全焼した。昔ながらの木造建築の家だった。当時、建築家として働く傍ら消防団に入っていた浅野は、自分が住んでいた家が燃えていくのを目の前にして、無力感に苛まれる…。『燃えない木材を作れないか?そうすれば、命や財産を守ることができる』 間伐材を有効活用した新たな木材づくりを目指し、浅野は建築家の仕事を辞めた。私財を投じ、研究を開始してから3年、ようやく「不燃木材」は完成。浅野はこの技術をカーテンやふすま、畳などにも応用し、不燃化に成功した。
そして今年、浅野は、念願だった「住宅」に挑戦。不燃木材で2階建ての住宅を作り、大規模な燃焼実験を試みる。この実験が成功すれば、原理上、中高層ビルも木材で建てられるという。その実験結果は・・?浅野の大いなる挑戦を追う。

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多くの支援者が居てこその今日である。国の充分な支援が得られず、2億の借金の船出、日本インテリア学会の栗山正也さん、元美山町長:有塚達郎さん、他いろいろな人たちのパワーがバックアップした。そして競争に負けそうになった時には、家族が支えた。品質に疑問が起ったとき、辛抱して品質を維持した浅野が信用を得た。

いま、慶応大 小林博人教授と「14階建て建築」を研究…燃えない木材あってこそ検討できる。燃えない+強度のある積層材…石巻での実験も実施…日本の林業再生のキイともなる!大いに期待して行きましょう。

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2011年6月29日に国土交通省より「不燃木材に関する不燃材料の大臣認定仕様との不適合について」の発表がありました。調査対象企業10社のうち9社が性能不足と発表されていましたが、唯一、適合した1社は弊社です。 現在までに「不燃木材が燃えた。」と不評の出た現場に対しては、弊社は、1枚の不燃木材も納入しておりません。燃えたとされる製品は、全て、弊社の製品ではありません。 ******************* 会社の理念 当社の理念・・・ 再生可能な植物資源素材に着目した不燃化技術への不断の挑戦を通じて安全で安心な人にやさしい生活環境を提供する 植物資源の不燃文化の創造と伝播により、再生可能で環境保全に優れた植物資源を中心とした循環型社会のグローバルな構築に貢献する 当社では植物資源を不燃化する技術を独自開発しましたセルフネンとは?

植物資源を不燃化する技術とその技術による素材、製品の
当社の総合ブランドが「セルフネン」です。

・ 植物の繊維細胞のセルロースの「セル」
・ 不燃化技術の「フネン」
から名づけました。

この「セルフネン」を普及することで
・ 自然から遠ざかっている現代人の生活環境を自然本来の生活環境へ導く
・ 傷ついた生活環境を癒す循環型社会を築く
ことができると考えています。





植物資源を不燃化し普及することでの波及効果

植物資源は、化石資源、鉱物資源とは異なり、再生可能な資源であることから、持続的発展が可能な循環型社会を築くことが出来る可能性が大きいと考えられます。

セルフネン不燃化素材の特性、特徴

セルフネン不燃木材は鉄やコンクリートと比べ強度が高くなります(比重当たり、鉄の4.5倍の引張り強度、コンクリートの9倍の圧縮強度)ただし、衝撃強度は低くなります。

セルフネン不燃木材は自然の特性・風合いを残しているので、断熱性が高く、
熱伝導率が低いため、鋼材のように強度が急激に低下することがありません。

セルフネン不燃化素材は、不燃処理剤としてホウ酸を使用しているので、人体への悪影響は少なく、植物の持っている特質は変わらないため、人と環境にやさしい素材です。

セルフネン不燃化素材は、焼却する際、CO2の発生量が低減されます。

植物資源の不燃化素材の必要性を示す災害事例

【2001年アメリカツインタワーなどでの同時多発テロ】
 ツインタワーの倒壊は火災の熱で鉄骨の強度が急激に低下したことが主な要因です。
  セルフネン不燃木材は熱伝導率が低いため、このような急激な強度低下は起こりえません。

【2003年韓国大邸市での地下鉄車両火災】
【2005年イギリスロンドン地下鉄テロ】
 煙や有害ガスを発生する素材が使用されていたことで被害拡大しました。
  セルフネン不燃化素材は避難上有害な煙やガスが発生しません。


 建材や、家具等に煙や有害ガスを発生する素材が使用されていたことで被害拡大しました。
  セルフネン不燃化素材は避難上有害な煙やガスが発生しません。

安全・安心な空間へのご提案

新しい木材セルフネンの安全、安心

有限な石油由来資源から無限な植物資源への移行

新しい木材セルフネンは、燃えずに炭化、有害ガスや煙の発生がないため、火災にならない空間の確保で命が助かり財産が守れる。 スプリンラーなど機械に頼らず、ヒューマンエラーにも対応できる 新しい木材は、新しい技術、設備とも言える。 今回の原子力発電所事故は、ヒューマンエラーである。 新しい木材セルフネンは、比重あたりの強度が鉄やコンクリートより勝り 経済的で安全、安心かつ環境にやさしい空間ができる。 人にやさしい新しい木材による 新しい都市計画・設計基準 の施行   新しい木材セルフネン性能確保処理液は、私たちの周囲、自然のいたるとこにある最高の静生物剤と言われている安全なホウ酸塩を主剤に採用。 人体や環境に有害な物質を含んでいない素材による空間確保

リサイクルが出来る素材による循環型社会への貢献

耐久性で実績のある木造建築は世界に誇れる日本の技術

安全、安心な環境の実現=新しい建築空間


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