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必見!智慧得(635)「石井芳一/すてられた熱で地球を救う」

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  夢の様な話です…”そんな馬鹿な ”から気の狂った様に頑張ったものが勝利を得ます。既存勢力が大きすぎて、押しつぶされて来た歴史があります。典型は、日本に於ける原子力ムラです。ダークサイドに特定の大ボスが居る訳ではありませんが、利害関連既存勢力の固まりに排除されるのです。やっていない訳ではありませんが、国の政策として排除され、輝かしい歴史を抹殺された業界は数多くあります。それらの細々とした残りかすから(頑張って維持して来た技術者から)今最先端のネイチャーテクノロジーも出て来ています!(最終に昨年末のこのブログ掲載を参照としてあげておきます。ご参照下さい)…事例は、繊維業界、蚕のシルク業界、林業、農業もこれかもしれません。

TBS「夢の扉+」7月8日(日)#62 もったいない!すてられた熱で地球を救う

ドリームメーカー/横浜 アルバック理工株式会社 代表取締役 石井芳一 さん

余った熱が電気に変身!「低コスト」で「小型」の低温廃熱発電機
“その熱、もったいない”〜廃熱で家一軒分の電力を生み出す!

『その熱、もったいない・・・!熱の出る所はどこでも“発電所”だ。』
電力不足が叫ばれる日本の夏に、真正面から立ち向かう男がいる。アルバック理工社長、石井芳一、65歳。彼にかかれば、あらゆる廃熱が電気に生まれ変わるという。
従来から、廃熱を使った発電は行われてきた。例えば、製鉄所や製紙工場などでは、高温の廃熱を利用し大規模な発電をしている。しかし、200度以下のいわゆる“低温廃熱”は、効率よくタービンを回すことができず、採算に合わないと手を付けられてこなかった・・。温泉や町工場など、日本中で出される200度以下の廃熱をすべて使えば、理論上、全国4300万世帯の1年間の消費電力の、実に45%がまかなえるという。 『もったいない!』 石井はあらゆる廃熱に注目し、“低温廃熱発電機”の開発を決意した。
もともと、電電公社の研究者だった石井は、超伝導、ハードディスクなど、最先端の発明に携わっていたが、60歳で一念発起。 『残りの技術屋人生、“広く皆の役に立つ発明”を成し遂げたい―』。 そして、熱分析機器、熱物性測定装置などを扱う、アルバック理工の社長に迎えられた。だが、当時、会社の経営はどん底状態・・。そこで、自ら新たな道を切り開こうと、最も難易度が高いとされる『低温廃熱発電』に挑んだのだった。
目標は、一般家庭1軒分の一日の消費電力3キロワット。“熱技術”をいかして、「クリーンエネルギー」分野を開拓し、あらゆる場所に、一刻も早く低温発電装置を届けようと、石井と社員の奮闘が日夜続く。「低コスト」で「小型」の低温廃熱発電機の実用化に向けて、石井たちは、静岡の熱川温泉、そして、鹿児島の焼酎工場へと飛んだ―。
果たして、本当に“どこでも”電力は生まれるのか…?日本の未来に明かりを灯す、石井の研究者魂と情熱に迫る。

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”ミスターもったいない”…65℃以上のお湯であれば、電気が創れる!…常識を覆す発想…上記でなくフロンを使う/特殊な渦巻き型発電機を使う…開発から5年、この6月に実証実験スタート…工場からの80℃排水は流せない…このお湯を活用、見学者多数、、、成功、工場の電灯が所定通り点火!空調も作動!目標は3.5KWh(家1軒分)…協力の国分酒造に感謝。 世界に向かってチェレンジして行く!

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時代を経ても変わらない「経営のこころ」 president.jpg
アルバック理工(株) 
代表取締役社長
石井 芳一 アルバック理工は創業以来、お客様第一主義の精神に基づき、極低温から超高温の広い温度領域での熱物性測定装置と赤外線加熱冷却システムを中心に、熱の総合技術で日本および世界の科学技術の発展と生産活動に貢献して参りました。
より良い製品を、より早く、より安く、最高のサービスをもって提供する。常に変わらぬ企業理念のもと、お客様に最高の製品とサービスを提供し、お客様、そして社会にとって価値のある企業であり続けるために、アルバック理工はたゆまぬ努力を続け、全力で取り組んでまいります。  

夢の扉 可搬型小型発電システム 熱電特性評価装置 ZEM-5シリーズ

                            2012.7.2発売 ↑

アルバック理工がお湯からでも発電できる小型システムを開発、2年以内の製品化へ/横浜:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社 

 2011年5月31日

 アルバック理工(横浜市緑区)は31日、90度の湯からでも発電できる小型システムを開発したと発表した。低温の熱源から電気をつくるシステムは他社も手掛けているが、軽トラックでも運べるサイズにまで小型化した。2年以内の製品化を目指す。

 温泉などの湯だけでなく工場廃熱、太陽熱、船舶廃熱なども熱源として利用できる。吸収した熱を、カーエアコンなどで使われている代替フロンに伝達。タービンの役割を果たす「発電機一体型スクロール膨張機」で電気をつくる。

 幅1・1メートル、奥行き0・8メートル、高さ1・4メートルで、軽トラックの荷台に積めるサイズ。1台で3〜12キロワット(5〜20世帯の消費電力相当)の発電が行えるという。

 会見したアルバック理工の石井芳一社長は「製品化すれば多岐にわたる用途が見込める」と話した。

 同社は真空装置製造のアルバック(茅ケ崎市)の100%子会社。半導体結晶や電子材料向けの赤外線ランプ加熱装置などを手掛ける。

(参照)

必見!智慧得(311)  「小型バイナリー発電/温泉発電:低温度差発電」 - 鶴は千年、亀は萬年。

 

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