フランスの最も美しい村①、ノルマンディー地方『ブーヴロン・アン・ノージュ』 「フランスの最も美しい村々協会」によって認定されている人口約200人の木組みの家々の美しい小さな村です。bit.ly/GCgze0 動画⇒youtu.be/aB-eR3_LUuo
フランスの最も美しい村①、ノルマンディー地方『ブーヴロン・アン・ノージュ』
Beuvron en Auge
Beuvron en Auge
◆フランスの最も美しい村①、ノルマンディー地方『ブーヴロン・アン・ノージュ』
フランスは観光産業が盛んで、年間に約8,000万人の観光客が訪れます。フランスの人口が約6,000万人なので、国の人口以上の人が来訪するのです。ですから、各町にはどんなに小さな町でも必ず、観光局や観光案内所が設けられてるほどです。
ブーヴロン・アン・ノージュは、フランス北西部ノルマンディー地方の「フランスの最も美しい村」に「フランスの最も美しい村々協会」によって認定されている人口約200人の木組みの家々の美しい小さな村です。リンゴの栽培が盛んな地域で、シードル、カルヴァドスといった酒の産地であるシードル街道沿いにあります。
フランスの最も美しい村々協会
このフランスの最も美しい村々協会は、「フランスの最も美しい村100選」という本がきっかけとなり、観光による村おこしを目的に1982年に設立された全国組織です。
入会にはいくつかの厳しい条件を設けることで協会の信頼性と質を保っています。
条件の一例
●人口が2000人以下であること。
●歴史的建造物に指定された建物、風致保護地区が二か所以上あること。
●村の家並み、建物(高さや、大きさ、屋根や窓の形、色など)が調和を保っていること。
●観光客の受け入れ体制が整っていること
―観光案内所、宿泊施設、駐車場、定期的なイベント開催
入会を認められたのちは、2年に一度本部の審査があります。審査は27もの項目で行われ、その結果資格をはく奪されることもあります。認定を維持するには村の努力が必要です。
現在、21地方156の村が入会しており、“質、評判、発展”を保つことを心がけて組織しています。協会の理念と情熱は、単なる活気のない博物館的な村や反対にテーマパークのような村にならないよう、泉のある広場や樹齢100年の菩提樹やプラタナスなどの木々の木陰で人々の生活が息づく村であり続けるようという心がけに現れています。
情報提供:フランス観光開発機構
Photo:(c).les-plus-beaux-villages-de-france.org