Eric Whitacre: A virtual choir 2,000 voices strong
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【話題】 バーチャル合唱団2000人の声 【時間】 14分35秒 【要約】 1.子供の頃の夢はポップスターになること でも、大学では教えてくれない 2.合唱団に誘われた 最初は拒否反応: オタクの集まりだろ メキシコにタダで行けて、カワイコちゃんがいっぱい 3.合唱が私の人生を変えた 合唱団に参加した最初の日 そのすばらしさに衝撃を受けた 作曲と指揮を学び始めた 4.私が作った曲のファンビデオ 1人の少女が私の作った曲を歌ってYouTube に投稿した 50人のビデオを組み合わせれば、バーチャル合唱団ができるはずだ ブログで呼びかけ、投稿を募集した 世界中からの投稿 ソプラノ・ソロはオーディションで 「是非、僕に編集作業をやらせてください!」との申し出もあった 5.第一作 ”Lux Aurumque” 6.第二作 ”Sleep” 世界58ヵ国から2051人の投稿があった フェイスブック・ページへ、参加した感想が投稿された 7.人々はどこにいても繋がりを求める オンライン上だけでなく、実際に集まったりもする 家族のような存在Eric Whitacre: A virtual choir 2,000 voices strong
私はロックスターになりたいと思っていましたそれが私の夢見ていたすべてでしたより正確に言うとポップスターです80年代後半のことでデペッシュ・モードかデュラン・デュランの5番目のメンバーになりたかったんです入れてはもらえないでしょうけど楽譜が読めないながらシンセやドラムマシンをやっていましたネバダ州北部の小さな農村で育ちましたがそれが—自分の人生の進む道だと信じていました
18歳でラスベガスにあるネバダ大学に入ったとき私が驚いたのは「初歩のポップスター」の授業もなければポップスターの学位もないということだったんです私が歌うのを知っていた合唱団の指揮者は合唱団に入るよう誘ってくれました「ええ喜んで楽しそうですね」と答えましたがその後「これはだめだ」と逃げ出すことになりました高校の合唱団のメンバーはオタクみたいなのばかりでいっしょにやって行けそうな気がしませんでしたでも一週間後に友達が言ったんです「合唱団に入った方がいいぞ学期末にタダでメキシコに旅行ができるし何よりソプラノにかわいい子がいっぱいいる」メキシコと女の子のためとあれば何だってやると思いました
合唱団に入った最初の日バスのパートに入って肩越しに他の人がどうするか見ていました楽譜を開き指揮者が拍子を取るとバーン!モーツァルトの「レクイエム」のキリエが始まりましたこれまでずっとモノクロで見ていた世界が急にカラーに変わったような衝撃を覚えました私にとって一瞬にして起きた最大の変化の体験でした不協和音と和音が響きみんなが一緒に歌いビジョンを共有していました人生で初めて自分よりも大きな何かの一部になったのを感じましたそれにソプラノにかわいい女の子がたくさんいるというのも本当でした
何年か後に自分の人生を変えてくれたその指揮者への感謝の気持ちで合唱曲を書きましたその頃には楽譜もだんだん読めるようになっていましたその曲が出版されまた別な曲を書きそれも出版されましたそれから指揮をするようになりジュリアード音楽院で修士号を取りそして今ではクラシックの作曲家兼指揮者という思ってもいなかった仕事をしています
2年ほど前に友人があるYouTubeのリンクをメールで送ってきました「これすごいぞ」とある若い女性が私宛のファンビデオを作り私の作った「眠り」という曲のソプラノ部分を歌っていました
こんにちはエリック・ウィテカーさんブリトリン・ルーシーですあなたのためにビデオを作ろうと思いました「眠り」を歌いますちょっと緊張していますごめんなさい物音のする夜には
雷に打たれたように感じましたブリトリンはあまりに無垢で愛らしくその声は透き通るようでしたピアノの上にあるクマのぬいぐるみが彼女の後ろに見えているのも心惹かれましたとてもうち解けた光景だったのです
そしてひらめきました50人の人がこれと同じことをしてソプラノアルトテノールバスそれぞれのパートを歌い YouTubeに投稿したらそれをまとめてバーチャルな合唱を作れるかもしれないとそれでブログに「キターーーーッ」と書きました文字通りそう書いたんです公に「キターッ」と書くのはこれを最後にしたいですが(笑)そして歌手の人たちに呼びかけ私の曲の楽譜も自由にダウンロードできるようにしました2000年に書いた「ルクス・アルムクエ」という曲で「光と金」という意味ですするとみんながビデオをアップロードしはじめたのです
その前に私が指揮をしている指揮者のパートも投稿しておきました撮影した時はまったく音なしでやっていました頭の中で音楽を聴きながらいつかできあがる合唱をイメージしていたのです後でピアノの伴奏を付けて歌手の人たちが聞けるようにしましたそしてたくさんのビデオが寄せられました
(歌)これはシンガポールのシェリル・アン
(歌)これはエヴァンジェリーナ・エティエン
(歌)マサチューセッツの人です
(歌)スウェーデンのスティーブン・ハンソン
(歌)テキサス州ダラスのジャマル・ウォーカー
(歌)
曲の中に短いソプラノのソロがあってそのためのオーディションをしましたたくさんの応募がありました後で聞いたら参加した人の多くは完璧なのが撮れるまで 50回も60回も撮り直ししていたということですソプラノソロを勝ち取ったのはこの人テネシーに住むメラニー・マイヤーズです(歌)一番高音のところで見せる小さな微笑みがいいですね何か「大丈夫心配しないで」と
言っているようです (笑)
それからスコット・ヘインズという若者が現れて「これはまさに私がずっと探し続けてきたプロジェクトですビデオの編集をぜひやらせてください」と言いました私は「ありがとうスコット見つけてもらえて助かったよ」と答えましたスコットがビデオをすべてまとめ上げました音声を取り出しすべてが揃うようにしましたそして1年半前にYouTubeに投稿しましたバーチャル合唱団による「ルクス・アルムクエ」です
(歌)
時間が限られているのでここで止めておきます(拍手)
ありがとうございます
(スタンディングオベーション)
以下省略 …続きはこちら Eric Whitacre: A virtual choir 2,000 voices strong | Video on TED.com