余り期待していなかったが、よくよく考えるとスザマジイこと。老齢化社会に対する吉報です !!!
TBS「夢の扉+」9月2日 #69「暮らすだけで病気を予防!」
ベッド・風呂・トイレが、最新医療機器に変身!?
自宅を人間ドッグに変えてしまう画期的システムで、最高の予防医療を!
ドリームメーカー/石川県金沢市 金沢大学 教授 山越憲一 さん
『誰もが健康で安心できる社会を作りたい…』
ベッドに横になると、寝ている間に、心拍数。
トイレに座れば、座面に触れる足から、血圧をチェック。
風呂につかると、いつの間にか、自分の心電図がとれる。
知らず知らずの内に、毎日自宅で健康チェック!
そんな夢のような最先端の医療システムの開発を進めているのは金沢大学で生体計測の研究を続ける山越憲一教授、65歳。
現在、4人に1人が高齢者という、超高齢社会に突入した日本。
このままいくと2050年には2.5人に1人が65歳以上になるといわれ、医療費の増加により財政は逼迫、何より高齢になるに従い、患者自身が病院に通うことが難しくなる。
そこでいま、日ごろから健康を管理して未然に病気を予防することの重要性が増してきている。山越が開発した技術は、「ベッド・布団で寝る」「トイレに入る」
「お風呂に入る」といった、毎日の生活の中に、計測器を組み込んだ、“どこでもヘルスケア”。
“生きるのが楽しくなった”・・・ある患者はそう、つぶやいた。
この技術を使った在宅医療システムを、山越とともに共同開発した病院では心臓病患者のわずかな体調変化を早期発見し、入院回数とその期間を劇的に減らすなど、著しい効果を上げている。
山越の究極の目標は、さらに“街自体を人間ドックにする”という途方もない夢。
「どんな機器を使って測るのか」ではなく「どの行為で何が測れるのか」という発想の転換が医療業界にいま革命を起こそうとしている。その最前線に密着した。
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富山の射水市民業院:麻野井英次院長がやっていることに意気投合!
医学と工学のドッキング…在宅医療システム…独り住まいの高齢者も安心して暮せる、周りも安心、、、在宅で入院しているのと同じ感覚!凄いのです…予防医療にも扉を開いた…おまけに、採血せずに血糖値を測定する機械開発… …「患者の負担を減らす」目的の為には医療と工学の垣根も越え、そして、ネットワークで繋ぐ「スマートタウン」を夢見る。『エンジニアのくせに!』を撥ね除けての人生…万歳! iPad(防水カバーもあり)等も巧く利用して行けば、ハードが安くなってくる社会であり、スマートタウンへ向け頑張って下さい!
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山越憲一 [ヤマコシケンイチ]
1972年早稲田大学大学院理工学研究科(機械工学専攻)修士課程修了。
工学博士(早稲田大学)、医学博士(東京医科歯科大学)。
’72年東京女子医科大学助手、’74年東京医科歯科大学助手、’80年同大講師、
同年北海道大学助教授、
’87年オックスフォード大学客員教授、
’94年金沢大学教授。
この間、生体計測と制御、循環系および整形外科バイオメカニクス、生物系の形態と機能解析、健康・福祉工学などの研究に従事。日本ME学会、日本機械学会、計測自動制御学会、IEEE、国際BME会議などに所属