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2つの詩集が計200万部突破、100歳の詩人 柴田トヨ氏 「くじけないで」被災者の心に届く
「くじけないで」約160万部、「百歳」約45万部と、2つの詩集を合わせて発行部数200万部を突破した。宇都宮市在住の100歳の詩人は今も詩作に励む。
「くじけないで」は韓国、台湾、オランダで翻訳され、イタリア、スペインでも出版の計画がある。読者の強い希望を受け、12月下旬にはAKB48顔負けの写真集も発行されるという。
「世界中の人に私の詩を読んでほしい」「大好きな同郷の作曲家、船村徹先生に詩を読んでほしい」という2つの夢が最近、かなった。「思い残すことはないけれど、死ぬまで詩作を続けたい」と、穏やかに笑う。
詩作を始めたのは92歳の時。家族思いの夫に先立たれ、たしなんでいた日本舞踊も腰を痛めてできなくなり、一人暮らしでふさぎ込んでいた。栃木市に住む一人息子の健一さん(66)に勧められ、身の回りの生活や思い出を詩に歌ったところ生きがいに。全国紙などに投稿すると定期的に掲載されるようになった。
白寿の記念に詩を自費出版すると出版社の目に留まり、ベストセラーに。自分もつらい人生を送ってきたが、一番うれしかったのは、東日本大震災の被災者から「励まされた」と数多くの反響が寄せられたことだ。
第2詩集「百歳」では「被災者の皆様に」などの見舞いの詩も収録。特に宮城県石巻市の市民とは出版社を通じて交流が始まり、自ら詩を朗読したDVDや励ましのメッセージなどを送った。(木戸純生)
[PV] 百歳 / 柴田トヨ 朗読 [飛鳥新社]
WEBASUKA さんが 2011/10/05 にアップロード
柴田トヨさんの第二弾詩集『百歳』のPVです。
百歳 柴田トヨ 著/飛鳥新社
「百歳のゴールを胸を張って駆けぬけよう」
150万部突破のベストセラー「くじけないで」に続く、待望の第2詩集。涙の味を知っている人の人生観から生まれた機知が、ことに結びの部分にさり気なく仕組まれていて、心をやわらかく揉みほぐしてくれる1冊。
発行年月:2011年9月13日 出版社/発行所:飛鳥新社 著者:柴田トヨ 判型:B6(108ページ)
立ち読みできます! Amazon.co.jp: くじけないで: 柴田 トヨ: 本¥ 1,000