このニュースを見てふと思った…無人飛行機と同じだ…科学技術の平和利用と軍事利用の紙一重加減を思ってしまう!…無人ならば、高くは付くが、地雷撤去に役立つ、、、逆に戦車に応用すれば、無人戦闘機の地上版です。既に全世界の販売した機械のメンテナンス状況も把握し、人気を得ているシステムを構築済。仕事の自動化、人間のサポートは、宇宙船に於ける、また高速航空機に於ける、人間の機能をサポートし強化するソフト&ハードであり、よくよく考えれば、日常でも随分とお世話になっていることが多い。段々とガンダムの世界に近づいている。しっかりとして心の人間を育てていかないと、使い方を間違えるかもしれない。沿うならない為の教育…家庭も学校も社会も、甘えること無く厳しくあらねばと思う!
コマツ、高精度の自動建機 欧米に来年投入 システム全体を収益源に 安価な中韓勢に対抗 :日本経済新聞
コマツは自動運転ができる建設機械を開発した。センサー技術などを使い、数センチ単位の精度で掘削、整地といった作業をこなし、人の操作を支援する。利用に必要な情報網の整備やシステム構築なども請け負う。建機本体を販売するだけでなく、運用の指南や関連のソフトをまとめて提供し、低価格攻勢を強める中国と韓国の新興メーカーに対抗する。
コマツは建設機械に遠隔管理システムを導入し部品交換などのサービスに生かす
2013年から自動運転に対応した油圧ショベルとブルドーザーを欧米で発売する。全地球測位システム(GPS)や建機に装着したセンサーで、建機の位置、掘削作業を進めるアーム部分の高さ、削る地面の状況といったデータを把握し、コンピューター制御で動かす。日本への投入も検討する。
例えば道路の整地に使うブルドーザーは、路面の凹凸の状況を自動で把握しながら、土を削ってならす深さを数センチ単位で調整できる。運転要員は基本操作や安全上の理由で必要だが、未熟な作業者でも複雑な作業を設計図通りにこなすことができ、事前の測量なども必要ない。
システムの操作や動作確認用のセンサーの配置など、通常の建機とは異なるノウハウが必要なため、コマツが運用法も含めて指南する。建機の自動操作に必要なデータをやりとりする無線LAN(構内情報通信網)の環境づくりも支援する。操作に使うシステムの構築を請け負ったり、オペレーターの研修を手助けしたりといった周辺サービスも提供する。
自動建機を使えば作業員のスキルの水準にあまり影響されないため、工事にかかる時間を予測しやすくなる。資材の搬入なども円滑にでき、工期短縮や工事のコスト抑制にも役立つ。建機の価格は今後詰めるが、自動機能による上昇分はこうした効果で吸収できるとしている。
コマツは建機の稼働状況を遠隔管理するシステムを、12年3月末までに26万台の建機に搭載し、部品交換や保守サービスの提供に活用してきた。鉱山機械では08年に世界初となる無人走行するダンプトラックを実用化している。