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メモ「小型ビジネスジェット世界シェア15%へ/ホンダ」

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 広い国土と人口の多い国、しかも金持ちは桁違いに豊かな構造は、主義の如何を問わず、大昔からの人間社会そのもの!マーケット的にここを攻めずに何処を攻めると言わざるを得ない。同レベルの競合機種は、セスナ・サイテーション525、そしてブラジルのエンブラエル・レガシー600 …自動車では、販売台数世界1位は中国!しかも、有人宇宙旅行も成功させて来ている。軍事と民生用の区分無き国であり飛行機開発は進んでいるはず。インドも馬鹿にならない。今からやってちょうど良い!

ホンダの小型ビジネスジェット、中国・ブラジルも開拓 世界シェア15%目指す :日本経済新聞

米欧の需要一巡後、新興国への売り込みを強める

米欧の需要一巡後、新興国への売り込みを強める

 ホンダは新興国の小型ビジネスジェット機市場に参入する。2013年後半にまず米欧市場で「ホンダジェット」の納入を始める計画で、米欧の需要一巡後、中国とブラジルで現地の航空機販売サービス会社と組み販売を始める。居住性と燃費性能の高さを武器に、存在感が高まる新興国市場を開拓し、世界の小型ジェット機市場で15%のシェア獲得を目指す。

 ホンダの航空機事業の子会社、ホンダエアクラフトカンパニー(米ノースカロライナ州)の藤野道格社長が明らかにした。ホンダジェットは米欧市場への参入に向け、当局との間で型式認定の取得作業が進行中。既に米欧で100機以上を受注しており、13年後半から順次納入する。「数年で米欧の需要が一巡した後に中国、ブラジルに打って出る」という。

 営業活動や保守・点検作業は自動車のディーラーと同様に、現地の販売サービス会社を通じて手がける。米欧では既に現地企業と組み、北米に6カ所、欧州に3カ所の販売サービス拠点を整備した。今後、中国、ブラジルにも展開する。

 ホンダジェットは定員が7人。対象とするビジネスジェット機市場は年800〜1000機の需要があり、米セスナとブラジルのエンブラエルが2強。米欧が需要の7割を占めるが「中国市場が予想より早く立ち上がった」(藤野社長)ほか、ブラジルでも需要が根強いため、ホンダは新興国市場を開拓する。中東市場も視野に入れている。

 本社に隣接する工場で今月から初号機の組み立てに着手する。来年後半に最初の4〜5機を引き渡す計画。従業員を1000人に増やし、15年までに年100機の生産体制を構築する。18年までに航空機事業の単年度黒字化を目指す。

 ホンダジェットはエンジンを主翼の上に設置する独特のデザインが特徴。価格は450万ドル(約3億6000万円)。同社は競合機と比べて機内を約18%広くしたほか、速度を10%、燃費性能を約20%それぞれ向上させたと説明している。

 次期機種について藤野社長は「事業としては(機種拡充を)当然考えなければいけない。ホンダジェットはこのクラスでは機体の直径が最も大きいため、機体を長くできる」と話し、10人乗り程度になる可能性を示唆した。

セスナ 525 サイテーションジェット

セスナ・サイテーション - Wikipedia

エンブラエル・レガシー600 - Wikipedia

エンブラエル・レガシー600


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