10数年前に米国では軍事用として「ウエアラブル・コンピューター」が開発され、日本にも紹介があった。但し、重すぎたので、当時ソニーの傍系の会社が、米国ザイブナー社のエージェントとして関与するうちに、日本式の軽量型を開発し、その会社製品の世界基準とした…こんな歴史があります。その後日本でも東芝等研究が進められ、そこそこのメガネ型(片目でCP画面を見る方式)が定着して来ました。複雑な図面片手にせねばならない様な作業、両手とPC同時に必要な作業、他浸透はして行ったようですが、いかんせん高額であり、ゲーム機やPC、電話タブレットの小型軽量安価型開発が進むにつれて、本来の役割=利便性を買われての登場なのでしょう。元々の会社はもう米国には存在せず、技術が受け継がれてグーグルに来ているようです。まさか暗視鏡の様な軍事目的なものは搭載していないと思いますが、変化系は無限です。目で見る翻訳や言語転換通訳は付けていると想像できます。いろいろなアプリが全世界で開発中であり、基幹のツールとなる可能性は高いと感じます。(これにスーツを着てヘルメットをかぶり、オートバイに乗れば、正に◯◯レンジャーですね!)
ついにここまできたか! 今年中にGoogleから近未来型メガネが登場するらしいぞ – Pouch[ポーチ]
漫画やSF映画の世界でよく目にする、コンピューターが内蔵されたメガネ。子供の頃に激しく憧れたあのアイテムが、2012年を迎えた今、本当に発売されようとしています。
海外サイト『dailymail.co.uk』に掲載されていた情報によると、スマホや携帯型タブレットPCなどの機能をすべて兼ね備えた近未来型メガネを開発したのは、Google。これは「仮装現実が体感できるようなアイテムを世に出そう」という思いの元、長年Googleが実現のために動いていたプロジェクトなのだそうです。
近未来型メガネにはアンドロイドOSが搭載されており、3Gから4Gのデータ通信機能はもちろん、カメラ機能やGPS機能、音声認識機能なども完備。これによって、周囲の状況を取り込んだリアルタイムの映像をメガネのレンズに表示して拡張現実体験ができたり、話をするだけでメガネに内蔵されたコンピューターを操作したりすることができるのだそう。
さらにこのメガネ、動きに反応するセンサーが付いているため、頭を動かすだけでも操作することが可能。そのほかにも、ネットやメール、電話など、パソコンやスマホそして携帯型タブレットPCが今まで果たしてきた役割をすべてまかなえるだけの機能がフル装備されているというのだから、わくわくしちゃいますよね。
ちなみに以前からささやかれていた近未来型メガネのビジュアルはというと、「形状はジョンレノンがかけているようなかたちの丸メガネで、フレームは黒。そこにボタンが付いていて、どこから見ても普通のメガネにしか見えない」というようなものでした。しかし今回明らかになったメガネのビジュアルは、有名サングラスメーカー『Oakley』で売っているような、ファッショナブルなデザイン。見た目も一気に近未来型に改良されたようです。
ここまで聞いて近未来型メガネに興味が湧いたというあなた、最も気になるのはお値段ですよね。未だ断言はできないそうなのですが、予測されている価格帯は、およそ20000円から48000円の間だと言われています。スマホとさほど変わらない価格ということは、もしかするとこのメガネ、爆発的に普及する可能性もあるかもしれません。
発売は2012年中、つまり今年中には行われるとのこと。当日はメガネを求めて、どこまでも続くなが〜い行列ができそうですね。
(文=田端あんじ)
参考元:dailymail.co.uk(http://goo.gl/fmKwb )
画像:geekosystem.com
Google glasses 'could be on sale by the end of 2012 at a cost of $250' | Mail Online